▼第7試合 57.5kg契約 エキスパートクラスルール 3分3R延長無制限R
×古村 光(FURUMURA-GYM/第3代KNOCK OUT-REDスーパーバンタム級王者)
判定0-3 ※28-30、29-30×2
〇サタントン・チョー.ハーパヤック(タイ/プロムエタイ協会スーパーフェザー級王者)

KNOCK OUTから初参戦する古村は2021年6月大会で笠原弘希と激闘を繰り広げた古村匡平の弟で、KNOCK OUTの軽量級戦線で活躍。9勝のうち7つのKO勝利を持つ強打者で、2度参戦しているONE Friday FightsではいずれもKO勝利でインパクトを残している。

対戦相手はプロムエタイ協会スーパーフェザー級王者のサタントン・チョー.ハーパヤック(タイ)。過去にラジャダムナンスタジアムでもベルトを巻き、ONE Friday Fightsでも2戦2勝の実績を持ち、現地タイでも関係者から高い評価を得ているムエタイ戦士。古村と同じくS-cup出場を狙って今大会でSB初参戦を果たす。

1R、サウスポーの古村にサタントンは右ミドル、右カーフ。古村は前蹴り。古村は左ミドル、左インロー。サタントンはサウスポーになると左ミドルを蹴るがすぐにオーソドックス に戻る。右の打ち合いから両者組み、古村はバックドロップを狙うがブレイク。

サタントンの右ローに左を合わせて尻もちをつかせる古村だが、サタントンの左フックをもらってダウン気味にヒザをつく。これはスリップ判定となったが、オープンスコアは10-9×3でサタントン。

2R、サタントンは左フックからの右フック、右ヒジの振り下ろし。古村は左ストレートを打って行くがサタントンはすぐにバックステップでかわしていく。組むと際でヒジ、すぐにヒザを蹴るサタントン。右のクロスを当てた古村は前へ出るが、サタントンはステップで動いて追撃を許さない。

古村のパンチをよく見てかわし、逆に右を叩き込む。ステップを使って距離を上手く作るサタントンに、古村の攻撃は当たらずサタントンの攻撃は当たるという展開に。OPスコアは10-10×3。

3R、古村は組むと投げを狙うがサタントンは腰を落として防御。古村は前へ出てサタントンにロープを背負わせるも、軽快なステップを踏むサタントンがパンチをかわしていく。素早く前へ出ると右を当てるサタントン。古村の攻撃が出る間際に右フック、ヒザを合わせるサタントンは、打ってかわすを繰り返す上手さを見せて試合終了。




