シュートボクシング
レポート

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2025/10/11 17:10

▼第4試合 55.0kg契約 エキスパートクラスルール 3分3R延長無制限R
〇笠原直希(シーザージム/SB日本スーパーバンタム級1位)
判定3-0 ※30-26、30-27、30-28
×中田史斗(究道会館/DEEP☆KICKバンタム級1位)


 1R、中田は軽快なステップを踏み、強い右ロー、左ミドルを蹴って一気に打ち合いに持ち込む。笠原組んでのヒザ蹴り、左ボディで応戦。笠原の右フックに大きくグラついた中田へ、笠原は左ボディ。さらに右ストレートでグラつかせると、応戦しようとした中田に右ストレートを打ち込んでダウンを奪う。


 左ボディを交えてパンチで攻める笠原に組み付いた中田は、バックドロップをしかけるがこれは体勢不十分。笠原の強烈な右フックが決まり、炸裂音でどっと沸く館内。笠原が一気に連打をまとめるが中田も耐えた。


 2R、前に出る中田に左フックと右ストレートを直撃させる笠原。中田は組み付くと投げを仕掛けるが失敗。右ミドルを蹴る笠原に打ち合いを仕掛ける中田は組みも混ぜて投げのモーションに入る。


 笠原の打撃を浴びながらも右カーフを蹴り、組んでの投げを狙う中田。笠原の左右フック、右ボディをもらっても中田は下がらないで前へ出る。笠原は消耗が見えてきた。


 3R、笠原は崩し技で中田をコカすが、中田は何度も組み付いての投げを狙ってくる。笠原が左ボディ、中田は左フックから組み付く。笠原が腰に腕を回しての投げを放つが、これは不十分。笠原の強烈な左ボディが決まるが、中田は下がらず前へ出て左右フック。笠原のワンツーに中田はワンツーを返すが空振り。


 根性と打たれ強さを見せた中田だが、大差の判定で笠原の勝利となった。

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