▼第6試合 ONEフライ級MMA 5分3R
×ジャレッド・ブルックス(米国/Mash Fight Team)
[2R 2分09秒 ノースサウスチョーク]
〇マンスール・マラチエフ(ロシア/Industrial Fighters)
元UFCフライ級のブルックスは、22年12月にジョシュア・パシオのONEストロー級王座に挑戦し判定勝ちでベルトを獲得。24年3月にパシオとダイレクトリマッチも、頭部をマットに叩きつける反則のスラムで失格。初防衛に失敗した。
続く8月のONE世界ストロー級暫定王座決定戦でグスタボ・バラートと対戦。計量ミスのバラートに1R リアネイキドチョークを極めて暫定王者として復活した。
しかし直近の2試合は苦戦。24年12月にフライ級に上げてリース・マクラーレンにスプリット判定負け。25年2月の『ONE 171』でパシオとストロー級王座統一戦もパウンドで2R TKO負けを喫している。2階級制覇を狙うブルックスが再スタートを切る。
対するダゲスタンのマラチエフは、元イーグルスFCの2階級制覇王者。23年6月にONE参戦。ジェレミー・ミアドからダースチョークで一本勝ちも、続くジョシュア・パシオに判定負けし、キャリア初黒星を喫した。
24年2月に猿田洋祐に判定勝ち、同年10月にボカン・マスンヤネに判定勝ちで2連勝と再び波に乗っている。1年ぶり復帰戦で3連勝をマークするか。
1R、ともにオーソドックス構え。右ローのブルックスにマラチエフはシングルレッグ。そこにアームインギロチンを合わせてがぶりからヒザを狙うブルックス。立ち上がりコーナーまでドライブするマラチエフに体を入れ替えるブルックス。
アゴ下に頭をつけて右ヒザを突く。さらにダブルレッグに移行。差し上げるマラチエフ。左で差して押し込むブルックスは右ヒジ。右小手のマラチエフにシングルレッグに。さらにヒザを突き、ブレーク。
右後ろ回し蹴りからダブルレッグのブルックス。コーナーに詰めて左右を振ってヒザ。さらに離れて左フックでゴング。
2R、右バックフィストのマラチエフにブロッキングのブルックス組んで押し込むマラチエフにギロチン狙いのブルックス。マラチエフは下で足をまとめてクラッチして肩口まで持ち上げてリフトして背中からテイクダウン!
がぶりギロチンからブルックスをうつ伏せにさせて上四方からノースサウスチョーク。力が抜けたブルックスだが、一瞬気を取り戻し暴れるも、マラチエフの絞めに失神した。













