MMA
レポート

【ONE】ディベラがプラジャンチャイにリベンジし世界王座を統一、ンサンが引退試合TKO勝ちで有終の美飾る、オルチコフがダウン応酬の末に4位ゴントーラニーに勝利、マラチエフがブルックスを絞め落とす、若松の対戦候補だったザキロフがフーに判定勝ち、ジャオスアヤイがグルザダに敗れる、磯嶋祥蔵がTKO勝ちで6連勝、5万ドル獲得

2025/10/04 09:10

▼第6試合 ONEフライ級MMA 5分3R
×ジャレッド・ブルックス(米国/Mash Fight Team)
[2R 2分09秒 ノースサウスチョーク]

〇マンスール・マラチエフ(ロシア/Industrial Fighters)


 元UFCフライ級のブルックスは、22年12月にジョシュア・パシオのONEストロー級王座に挑戦し判定勝ちでベルトを獲得。24年3月にパシオとダイレクトリマッチも、頭部をマットに叩きつける反則のスラムで失格。初防衛に失敗した。

 続く8月のONE世界ストロー級暫定王座決定戦でグスタボ・バラートと対戦。計量ミスのバラートに1R リアネイキドチョークを極めて暫定王者として復活した。

しかし直近の2試合は苦戦。24年12月にフライ級に上げてリース・マクラーレンにスプリット判定負け。25年2月の『ONE 171』でパシオとストロー級王座統一戦もパウンドで2R TKO負けを喫している。2階級制覇を狙うブルックスが再スタートを切る。

 対するダゲスタンのマラチエフは、元イーグルスFCの2階級制覇王者。23年6月にONE参戦。ジェレミー・ミアドからダースチョークで一本勝ちも、続くジョシュア・パシオに判定負けし、キャリア初黒星を喫した。

 24年2月に猿田洋祐に判定勝ち、同年10月にボカン・マスンヤネに判定勝ちで2連勝と再び波に乗っている。1年ぶり復帰戦で3連勝をマークするか。

 1R、ともにオーソドックス構え。右ローのブルックスにマラチエフはシングルレッグ。そこにアームインギロチンを合わせてがぶりからヒザを狙うブルックス。立ち上がりコーナーまでドライブするマラチエフに体を入れ替えるブルックス。

 アゴ下に頭をつけて右ヒザを突く。さらにダブルレッグに移行。差し上げるマラチエフ。左で差して押し込むブルックスは右ヒジ。右小手のマラチエフにシングルレッグに。さらにヒザを突き、ブレーク。

 右後ろ回し蹴りからダブルレッグのブルックス。コーナーに詰めて左右を振ってヒザ。さらに離れて左フックでゴング。

 2R、右バックフィストのマラチエフにブロッキングのブルックス組んで押し込むマラチエフにギロチン狙いのブルックス。マラチエフは下で足をまとめてクラッチして肩口まで持ち上げてリフトして背中からテイクダウン!

 がぶりギロチンからブルックスをうつ伏せにさせて上四方からノースサウスチョーク。力が抜けたブルックスだが、一瞬気を取り戻し暴れるも、マラチエフの絞めに失神した。

MAGAZINE

ゴング格闘技 NO.341
2025年12月21日発売
大晦日決戦に臨むシェイドゥラエフと朝倉未来ほか「特集◎大晦日を読む」では、5大タイトルマッチのインタビューと川尻達也らが試合解説。UFC平良達郎、40周年記念・水垣偉弥インタビューも
ブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリアブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリア

関連するイベント