MMA
レポート

【ONE】ディベラがプラジャンチャイにリベンジし世界王座を統一、ンサンが引退試合TKO勝ちで有終の美飾る、オルチコフがダウン応酬の末に4位ゴントーラニーに勝利、マラチエフがブルックスを絞め落とす、若松の対戦候補だったザキロフがフーに判定勝ち、ジャオスアヤイがグルザダに敗れる、磯嶋祥蔵がTKO勝ちで6連勝、5万ドル獲得

2025/10/04 09:10

▼第1試合 ONEライト級MMA 5分3R
〇磯嶋祥蔵(NTRUST
[2R 4分19秒 TKO] ※パウンド

×ニコラス・ヴィーニャ(アルゼンチン/Aldao Team)




 磯嶋祥蔵は28歳でMMA5勝無敗。柔道ベースで三重県伊賀市で教員をしながら総合格闘家として戦い、GLADIATORで5連勝(1SUB、4判定勝ち)している。当初、3月に日本大会でクリスチャン・リーと対戦予定だったが、膝の怪我により欠場。今回、満を辞しての参戦となる。オーソドックス構えで178cm。セコンドはNavEがセコンドにつく。



 対する南米アルゼンチンのヴィーニャは7戦全勝で100%のフィニッシュ率を誇るが、ONEデビュー2連敗と苦戦を強いられている。25年2月の「ONE 171」でケイド・ルオトロに一本負けを喫すると、6月の「ONE Fight Night 32」でジャービル・ジャブライロフにTKO負けを喫した。身長185cmで、190cmの長いリーチを武器に3KO・TKO/4一本勝ち。



 1R、
ともにオーソドックス構え。左右で詰めるヴィーニャに、両差しから投げた磯嶋。フルガードのヴィーニャは下から長いリーチでパウンド。三角、腕十字狙い。磯嶋はインサイドガードからパウンド。足を解いたヴィーニャにコーナーに詰めて腰を抱いてパウンド。ヴィーニャは右目下から出血。立ち上がったところでゴング。



 2R、
右ストレートで詰めるヴィーニャに初回同様に両差しでテイクダウンを奪う磯嶋。ハーフから背中を着かせて下から鉄槌、腰を切ってフルガードに戻して三角絞め狙いから足を解いて立ち上がり。



 すぐについていく磯嶋が再び組んで小外がけテイクダウン。ハーフからパウンドで肩固めを狙い、マウント。右ヒジ連打から左右ラッシュでレフェリーが間に入った。磯嶋はONEデビュー戦勝利で、MMA6戦無敗に。



 試合後、磯嶋は「ONEデビュー戦で勝てて最高に嬉しいです。プラン通り自分の強いところを出して勝つことができました。相手のスタミナの消耗を見て、プランを変えて(パウンドで)フィニッシュしようと変えました」と語り、チャトリから5万ドルを獲得。「次の試合も楽しみにしてください」と語った。

MAGAZINE

ゴング格闘技 NO.341
2025年12月21日発売
大晦日決戦に臨むシェイドゥラエフと朝倉未来ほか「特集◎大晦日を読む」では、5大タイトルマッチのインタビューと川尻達也らが試合解説。UFC平良達郎、40周年記念・水垣偉弥インタビューも
ブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリアブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリア

関連するイベント