▼第7試合 ONEフライ級ムエタイ 3分3R
×ゴントーラニー・ソー・ソンマイ(タイ/同級4位)
[判定0-3]
〇アスラムジョン・オルチコフ(ウズベキスタン)

ゴントーラニーは2018年にラジャダムナンスタジアム認定スーパーバンタム級王座、2022年に同ライト級王座に就いているサウスポー。ONEには2023年5月から参戦し、Friday Fightsでギンサンレック、内藤大樹、ジャオスアヤイらに連戦連勝で2024年4月に本戦契約を獲得。本戦第1戦のスーパーレックには敗れたものの、タギール・カリロフ、ナックロップ、ノンオーに3連勝。しかし、2015年5月のノンオーとの再戦で敗れた。ONE戦績は10勝2敗。
オルチコフは2023年7月から『ONE Friday Fights』に参戦し、タイ人選手を相手に8連勝(4KO)で本戦契約を獲得。今回本戦デビューを迎える。22戦無敗(12KO)のレコードを誇る。前戦は2025年6月にペットスクンビットにKO勝ち。

1R、サウスポー同士。オルチコフが右インロー、ゴントーラニーが右フックを放つが見合いが続く慎重な立ち上がり。ゴントーラニーの左フックをかわしたオルチコフが右フックを打つ。左ローを蹴って前に出るオルチコフにゴントーラニーはワンツーから右ミドル。

オルチコフの右ハイにはゴントーラニーが左ストレートを返す。オルチコフのカカト落としは肩口で受け止められた。徐々に圧を強めるオルチコフは横前蹴り、左ハイと蹴りを放って行く。

2R、オルチコフは右の三日月を2連発、ゴントーラニーが右ローを蹴ると左ローを連発する。ゴントーラニーが左フックを打つと、またしてもオルチコフが右フックを合わせる。ゴントーラニーの左ローをキャッチしたオルチコフが左フックから右フックを放ち、バランスを崩されたゴントーラニーはダウンを奪われる。

右フックを合わせるオルチコフにゴントーラニーは左ストレート、ここからゴントーラニーが攻めに転じるが、オルチコフは軸足払いで転倒させる。入り込もうとするゴントーラニーに顔面前蹴りを狙うオルチコフ。ゴントーラニーの蹴り足をキャッチして、何度も転倒させた。

3R、左フックと左ミドルで攻め込むゴントーラニーだが、その左ミドルをキャッチして転倒させるオルチコフ。右の三日月蹴り、右ボディを連打してからの左ハイでオルチコフは攻める。ゴントーラニーはオーソドックスに構えると、踏み込んでの右フックでダウンを奪い返す。

大歓声に背中を押され前に出るゴントーラニーは右ミドル、左右にスイッチして入り込んでいくが、オルチコフが右フックで迎え撃つ。オルチコフは左右ロー、ジャブ。ゴントーラニーも無理をして攻めず、両者とも自分が勝ったと確信して流した様子。

ダウン応酬の接戦は判定3-0でオルチコフが制し、ランカーを破った。
#ONEFightNight36 速報📣
— ONECHAMPJP (@ONECHAMPJP) October 4, 2025
アスラムジョン・オルチコフが
ゴントーラニーとの白熱の一戦を
判定3-0で制す🔥
22歳のオルチコフは
プロキャリア2️⃣3️⃣連勝を成し遂げた👏
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