ウェルター級のスパイク・カーライルが村山暁洋の払い腰を切り返してパウンドアウト
▼ウェルター級 5分3R
×村山暁洋(暁道場)3位/第9代KING OF PANCRASIST 25勝15敗9分 ※村山インタビュー 77.4kg
[1R 2分07秒 TKO] ※パウンド
〇スパイク・カーライル(米国/Kings MMA Anaheim/Treigning Lab)16勝7敗 ※カーライル インタビュー 77.35kg
UFC、Bellatorで活躍し、2022年からはRIZINを主戦場にしてきたスパイク・カーライルが、PANCRASEに電撃参戦。
RIZINでは、武田光司、キム・ギョンピョをチョークで絞め、ホベルト・サトシ・ソウザ 、AJ・マッキーにも極めさせないグラップリング力を持つ。15勝のうち8つのサブミッション、6つのKO、実に14フィニッシュという決定力を誇る紛れもない強豪だ。
2025年3月の前戦『RIZIN.50』では、泉武志を相手にライト級の71kg契約戦で体重超過。レッドカードによる減点(判定50%減)のペナルティを受けた状態で判定負けとなっている。今回は、ウェルター級に階級を上げてPANCRASEに参戦する。
そのカーライルをウェルター級で迎え撃つのは、20年以上に渡り闘い続ける、日本MMA界の歴史を紡いできたベテラン・村山暁洋。今年3月横浜大会では、不屈の闘志で長岡弘樹との“45歳対決”を制し、その存在感を示した。
高専柔道の指導も受けた村山には、柔道由来の足技、モダングラップリングとは一味異なる極めも持つ。
キャリア集大成ともいえるビッグネームとの対戦に挑む村山が、どのような戦いぶりを見せるのか。48戦を重ねながら一度も極めを許していない鉄壁のディフェンスを誇る村山に、カーライルのチョークが炸裂するのか。
村山「打倒極。すべて出して勝ちたいと思います。勝ちます」
カーライル「皆さんこんにちは。PANCRASEに来れて本当に嬉しいです。明日はエキサイティングな試合をするので、楽しみにしていてください」
1R、スイッチするカーライルはサウスポー構えから。詰める村山は払い腰狙いも、それを切り返して後方に投げたカーライルがトップに。
パウンド、ヒジの連打に村山はハーフから左腕をオーバーフックで引き寄せるが、右のパウンドのカーライルは連打! 頭がケージに詰まった村山は動けず。レフェリーが間に入った。














