寝技の梅原を切った宮城がパウンドTKO勝ち
▼バンタム級 5分3R
×梅原規祥(リバーサルジム武蔵小杉 所プラス)5勝6敗 61.55kg
[1R 2分10秒 TKO] ※パウンド
〇宮城成歩滝(ストライプル新百合ヶ丘)6勝2敗 61.6kg
師匠・所英男ゆずりのファンタジスタぶりで頭角を現してきた梅原。24年8月に上野惇平に判定勝ちすると、11月に坂本瑞氣を3R 腕十字に極めて2連勝。25年3月横浜大会では、自ら熱望した前田浩平戦を実現させるも判定負けに終わり、今回再起を懸けた一戦となる。
対する宮城は強靭な身体から繰り出される破壊力抜群の打撃で5勝中4KOを記録するハードパンチャー。24年のNBTで牧瀬武蔵を1R TKO、寺本雄輝を2R TKO。準決勝で山口怜臣に判定負け後、11月に山木麻弥に1R TKO負けを喫した。しかし、25年2月に渡邉泰斗を3R TKOに下すと、5月に千種純平に判定勝ちで2連勝中。
寝技で勝負する梅原、打撃で仕留める宮城。両者ともにフィニッシュできる武器を持つだけに、一瞬たりとも目が離せない、緊張感あふれる攻防が予想される。
1R、サウスポー構えの梅原は左の蹴りから。オーソの宮城は右前蹴り。今成ロールの梅原を切って足を蹴る宮城。さらにスタンドから下の梅原にパンチも。ブレーク。
右のスーパーマンパンチで飛び込む宮城に回る梅原。左を振って組みに行くが、差し返して上は宮城。そのままパウンド連打でレフェリーが間に入った。
3連勝、27歳の宮城は「もし出来るなら年内にランキングをかけて試合をしたい。娘3人にかっこいいパパを見せたい」と語った。








