ネオブラ優勝のジャンユタ、プロデビューの斎藤主己に判定勝ち
▼ライト級 5分3R
〇張豊(Tri.H.Studio/頂柔術)9位/2025年NBT同級優勝 2勝1敗 70.75kg
[判定3-0] ※29-28×2, 30-27
×斎藤主己(Naughty House)1敗 70.45kg
EXFIGHTなどで経験を積んだ張豊(ジャン ユタ)は柔道、レスリング、柔術がバックボーン。
24年12月のプロデビュー戦で平信一に2R TKO負けしたが、5月の品川大会ではアンディサカイをテイクダウンと巧みなポジショニングで圧倒し、NBT王者の座を掴んだ。
その張に挑むのは、柔道で培った実力を武器にアマチュア戦績を重ね、ついにプロデビューを迎える斎藤。斎藤にとっては、デビュー戦にしてランカーとの対戦という、またとない大舞台が用意された。
1R、斎藤の蹴り終わりに合わせて張豊はテイクダウン。立つ斎藤は張豊の投げにバック狙いも、張豊も外して前に。ボディロックテイクダウンを再三繰り返す張豊に、再三立ち上がる斎藤は右ハイをヒット。張豊は左右で前に。ダブルレッグに立つ斎藤は首投げ払い腰テイクダウン。張豊も立つ。ジャッジ3者は張豊を10-9で支持。
2R、右ローから入る斎藤。ワンツーアッパーで詰める張豊はボディロックテイクダウンも抑え込めず。立つ斎藤にボディロックする張豊。斎藤は払い腰狙いから突き放す。
詰める張豊の右を気にした斎藤は右小手で払い腰テイクダウン! そのままバックに回るが両足は効かず。正対した張豊に下から三角絞め狙い。外れると立つ斎藤。張豊はなおも押し込みテイクダウン。ハーフの斎藤に肩固め狙いつつ鉄槌も、立つ斎藤も疲弊。
右ハイの斎藤をブロッキングの張豊はワンツーで前に。斎藤の組みをはがしてホーン。ジャッジ3者10-9で張豊。
3R、早々にダブルレッグテイクダウンの張豊。立つ斎藤は首相撲ヒザも張豊はテイクダウン。立つ斎藤は右ヒジ! ヒザで崩して効かせてサイドから腕十字、三角絞めに。ずらして頭を抜いた張豊が上に。ハーフからフルガードに戻した斎藤は腕十字狙いもかついだ張豊に、斎藤は後転してホーン。
判定は3-0(29-28×2, 30-27)で張豊が勝利。デビュー戦の斎藤は苦い判定負け。









