▼第6試合 70.0kg契約 オープンフィンガーグローブマッチ エキスパートクラスルール 3分3R延長無制限R
〇風間大輝(橋本道場/SB日本スーパーウェルター級3位)
延長R 判定2-0 ※10-9×2、9-9
×高橋幸光(飯伏プロレス研究所/SB日本スーパーウェルター級1位)
※本戦の判定は28-28×2、27-28。

風間は昨年2月のSB初参戦以降、激闘の連続で4月の前戦では竜也を相手に、SBの理念である「打つ」「投げる」「極める」の攻防を見せて勝利しただけでなく、第1回ベストアート賞に選出されて賞金100万円をゲットした。

対する高橋はキックボクシングで4冠王に輝いただけでなく、現在はプロレスラーとしても活躍。6月の後楽園大会では、RYOTAROを2Rに左ハイキックによるKOでリングに沈め、ベストアート賞の候補に挙がるインパクトを残した。

風間は現王者の都木とは昨年10月に対戦し、試合中に左肩を負傷して無念のドクターストップでTKO負け。都木への挑戦&リベンジのチャンスを虎視眈々と狙っている。高橋もRYOTARO戦後に王者・都木への挑戦をアピールしたうえでのSB連続参戦となり、都木への挑戦を見据えたもの同士の戦いとなった。

1R、サウスポー同士。左ローを蹴り合い、高橋は右の三日月も。左ローからワンツーで入り込む風間だが、高橋は左ミドルをヒットさせてワンツーを当てていく。高橋のワンツーをモロに喰らって後退した風間だが、ラッシュをかけようとした高橋に右のショートをヒットさせて高橋はフラついた。

2R、右の三日月を蹴って左を当てに来る高橋。風間は組んで投げを狙う。風間が左カーフ、高橋は左ストレートと右フック。風間にコーナーへ詰められた高橋はフロントチョークの体勢に入るがこれは崩れてブレイクに。ジャブでフラついた高橋に風間はすかさずラッシュをかけ、左右のショートを当てていった。

3R、左ローを蹴って前へ出ていく風間にジャブを当てる高橋。風間も右を打って行く。高橋のジャブで風間は左目を負傷したようだが、前へ出て投げを狙う。高橋も負けじとフロントチョークも風間が足を掛けて阻止。またも投げを狙う風間に高橋は首相撲からのヒザ、風間は投げの失敗が続く。

今度は風間がフロントチョークの体勢になるが高橋が尻もちをついてブレイクに。投げに失敗が続く風間は消耗が激しく、高橋の投げを防いで右を打ちに行った風間に高橋がジャブを綺麗に当ててダウンを奪った。直後にゴング。

判定は1-0でドロー、延長戦へ。前へ出る風間がワンツー、左ストレートから右ストレートの逆ワンツー。高橋はバックスピンキックを繰り出して観客を沸かせる。高橋がテンカオを蹴ると風間も組んでヒザ。風間の投げはまたも失敗するが、パンチを出して前へ出る。高橋はヒザを突き刺してワンツー、一瞬風間が棒立ちに。さらに攻め込む高橋だったが、ここで風間が首相撲からの大腰でついにシュートポイント(1点)。




