▼第10試合 59.0kg契約 エキスパートクラスルール 3分3R延長無制限R
〇山田彪太朗(シーザージム/SB日本フェザー級王者)
判定3-0 ※30-24、30-23×2
×デウン・ジットムアンノン(タイ/プロムエタイ協会フェザー級王者)

山田ツインズの兄・彪太朗は2019年8月にプロデビューすると4連勝(無効試合を挟む)を飾ったが、2021年4月に翔に初黒星を付けられた。2022年11月の次期挑戦者決定トーナメントで優勝。12月のRISEとの対抗戦で門口佳佑戦に逆転負けを喫したが、2023年4月に川上叶に勝利してSB日本フェザー級王者となった。

その後はムエタイを相手に3連勝。2024年4月にKNOCK OUTからの刺客・栗秋祥梧に判定勝ち。6月のKNOCK OUTでの龍聖戦前に指を切断しかけるほどの重傷を負って欠場したが、10月に一仁を初回KOして再起。12月はカオムーカイに判定勝ち、2025年2月にルエル・カタランをKO。4月には川上叶の挑戦を受けての初防衛戦で勝利した。戦績は20勝(7KO)3敗1無効試合。

デウンはPROムエタイ協会フェザー級王者で、ロッタンと同じジットムアンノンジム所属。

1R、山田は左インローを蹴り、両手でデウンを押さえるようにしての右カーフ。デウンが左ミドルを蹴るとすかさず左ボディをリターン。デウンはテンカオを突き刺すと組んでのヒザ。デウンが左ミドルを蹴ったところで山田がリターンの右フックを叩き込みダウンを奪う。

すかさず襲い掛かる山田が打ち合いに応じたデウンを左フック空振りからの返しの右フックで倒してダウンを追加した。

2R、前に出て右ストレートを打つデウン。山田はジャブで下がらせると右アッパー。前へ出ようとするデウンをワンツーで迎え撃ち、首相撲に来たデウンを一本背負いで投げてシュートポイント(1点)を奪う。

前へ出てくるデウンに山田はジャブ、右ストレート。デウンはハイキック、ヒザで逆転を狙う。どんどん前へ出るデウンだが山田はジャブ、右ストレートで迎え撃って下がっているという印象はない。

3R、前に出るデウンをジャブと右ローで迎え撃つ山田。再び山田が前へ出ていき、ワンツーを打ち込むがデウンは首相撲からのヒザ。飛び込んでの左ボディを山田が打つと、デウンは右ハイを返す。山田は右カーフから左ボディ、右インロー。左フックをヒットさせるとデウンは右ハイを返す。右カーフとワンツーで攻める山田だが、デウンも右フックを打ち返して粘った。




