2026年4月11日(土)東京・後楽園ホール『SHOOT BOXING 2026 act.2』(U-NEXT配信)の第一弾対戦カードが発表された。
昨年11月の創設40周年記念興行では初めてフェザー級(58kg)で『シュートボクシング世界トーナメント S-cup』が開催され、世界4カ国から6団体の王者が参戦。RISEフェザー級王者の安本晴翔が1回戦で川上叶、準決勝で山田虎矢太、決勝で山田彪太朗を下し、トーナメント制覇を成し遂げた。S-cup王者・安本の誕生で新たなステージに突入した激戦区フェザー級でトップファイター4選手による熾烈な潰し合いが決まった。
まずSB日本フェザー級2位・川上叶(龍生塾)と同級3位・山田虎矢太(シーザージム)の約1年2カ月ぶりの再戦が決定。
川上は2016年8月にデビュー。2019年11月に初代SB日本バンタム級王座決定戦を制して王座に就くと、2022年4月には同フェザー級王座決定戦にも勝利して2階級制覇を達成。RISEにも参戦して安本晴翔、京谷祐希に勝利し、2023年4月に山田彪太朗に敗れ王座を失うも、12月にはK-1で斗麗からも勝利して実力を証明した。2025年2月には彪太朗の弟・虎矢太から勝利を奪ったが、4月の彪太朗との再戦では僅差で敗れ王座奪還ならず。S-cupでは1回戦で安本にリベンジを許した。戦績は15勝(6KO)9敗。
山田ツインズの弟・虎矢太は2019年8月にプロデビュー後13連勝を飾っていたが、2024年3月にプロキャリア初の敗北を喫した。適正階級であるフェザー級に階級を上げ、10月には上位ランカーの内藤凌太を撃破。12月にはONEからの刺客シッティチャイを1RTKOで葬り3連勝を飾っていたが、2025年2月に川上叶に2度のダウンを奪われる完敗。しかし、6月の魁斗戦では初回TKO勝ちで復活。S-cupでは1回戦でメイマン・マメドフに初回KO勝ちも、準決勝で安本にKO負けを喫した。戦績は19勝(13KO)3敗。
両者は昨年2月のシリーズ開幕戦で対戦し、2度のダウンを奪った川上が大差を付けて判定勝ちしている。あれから約1年2カ月、川上が虎矢太を返り討ちにするか。それとも虎矢太が川上にリベンジを果たすか。
そしてSB日本フェザー級王者の山田彪太朗(シーザージム)と同級4位・魁斗(立志會館)によるワンマッチも決まった。
山田ツインズの兄・彪太朗は2019年8月にプロデビューすると4連勝(無効試合を挟む)を飾ったが、2021年4月に初黒星。2022年12月のRISEとの対抗戦で門口佳佑に逆転負けを喫したが、2023年4月に川上叶に勝利してSB日本フェザー級王者となった。ムエタイを相手に3連勝、KNOCK OUTからの刺客・栗秋祥梧に勝利するなどし、2025年4月には川上叶の挑戦を受けての初防衛戦で勝利した。S-cupでは1回戦でジョシュエ・アブサロン、準決勝でサタントンを破り決勝へ進出するも、安本にKOで敗れた。戦績は23勝(7KO)4敗1無効試合。
魁斗は立志會館・坂口立起館長の実子で“西の天才”と評されてきたフェザー級屈指のテクニシャン。SBではまだ王座を獲得していないが、HOOST CUP日本フェザー級王座、RKSスーパーフェザー級王座を獲得。兼田将暉、門口佳佑、梅井泰成、安本晴翔といった他団体の実力者に勝利し、新美貴士とは引き分けた。2025年6月、山田虎矢太にTKO負けを喫したが、その後はソエブ・ベンテビシュを初回TKO、今年2月の開幕戦では内藤凌太から勝利を収めている。
彪太朗と魁斗は今回が初対戦。彪太朗が捲土重来の勝利を収めるか。それとも魁斗が現王者の彪太朗を下してタイトル挑戦に近づくか。
安本はRISEでの試合を中心にしつつ、SBへの継続参戦にも意欲を見せており、誰がサバイバルマッチを勝ち残って安本の前に立ちはだかるのか。また、シーザー武志会長は2月大会の総評で「次回大会ではシュートボクサー同士の試合でSBらしい試合をお見せしたい」と話しており、SBの打つ・蹴る・投げる・極めるがフル回転するような試合が期待される。
OFGマッチでは樋沼朝光(RIKI GYM)vs.山口裕人(道化倶楽部)も決定。樋沼は倒すか倒されるかを信条にした激闘派ファイター。2023年9月からSBに定期的に参戦し、OFGマッチでバチバチの打ち合いを繰り広げてきた。対する山口はRISEを主戦場にし、YA-MANらトップファイターとOFGマッチで殴り合いを見せてきたハードパンチャー。危険な香りが漂うKO決着必至の一戦で最後まで立っているのはどちらか。
なお前回2月大会で中止となり、今大会へのスライドを予定していた手塚翔太(Sublime guys・GONG-GYM坂戸/同級1位)vs.基山幹太(BELLWOOD FIGHT TEAM/同級3位)によるSB日本ライト級王座決定戦が正式決定。笠原弘希が返上したベルトを巻くのはどちらか。