シュートボクシング
レポート

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2025/04/12 17:04

▼第3試合 44.0kg契約 エキスパートクラスルール 3分3R延長無制限R
〇風羽(龍生塾ファントム道場/SB日本女子アトム級1位)
判定3-0 ※30-28×2、30-29
×Uver∞miyU(T-KIXGYM/ミネルヴァペーパー級4位)


 風羽は2022年5月の『RISE』でプロデビュー。西原朱花に敗れたがその後はシュートボクシングで3連勝。『ホーストカップ』や『BOUT』、香港の『I-1』にも出場するなど様々なリングで戦ってなかなか白星を得られなかったが、2024年7月のRISEでは女子ホープでランカーの小林穂夏に延長戦の末勝利を収めた。


 11月には『ONE Friday Fights 86』に初出場を果たしたが、イスライ・エリカ・ポモガオに判定負けで勝利ならず。戦績は6勝4敗。身長148cm、大阪府出身の20歳だ。今回はONE FFからの再起戦となるが、実は風羽、ホームリングのシュートボクシングでは5戦全勝と負け無しの強さを誇っている。今回の相手、ミネルヴァランカーのmiyUを破って6戦全勝とするか。


 1R、miyUは左右に動いての連打、風羽は右ローとワンツー、右ストレート。風羽は足を払っての見事な崩しでmiyUの頭部をマットに叩きつける。ワンツーと右ローのmiyUに風羽もワンツーで応戦。


 2R、ワンツー連打で前へ出る風羽にmiyUは右ロー、右ローを蹴る風羽にmiyUはパンチで距離を詰めてのヒザ蹴り。風羽は右ローに感触をつかんだか連打していく。パンチで前へ出て右ミドルを蹴るmiyUに風羽は前蹴り2発。風羽は投げを狙うが失敗。


 3R、右ストレートを連打して前へ出る風羽にmiyUもワンツー、右ミドルで応戦。組んできたmiyUに風羽がフロントチョークを仕掛けるがこれは逃げられる。パンチと左右ミドルで前に出るmiyUに、風羽は右ストレート。右ハイを浅くヒットさせるもmiyUの右をもらう。


 しかし、その直後に首相撲で組んできたmiyUを首投げでシュートポイント。俄然有利となった風羽は右ストレートと左ボディで打ち合いに行き、miyUも左右フックで応戦。最後は打ち合いとなって試合終了。


 判定は3-0で風羽がSBでの無敗を守った。

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