▼第4試合 キャッチウェイト(-45.35kg)ムエタイ 3分3R
〇イスライ・エリカ・ポモガオ(フィリピン)
判定3-0
×風羽(龍生塾ファントム道場)
風羽は2022年5月の『RISE』でプロデビュー。西原綾香に敗れたがその後はシュートボクシングで3連勝。『ホーストカップ』や『BOUT』にも出場し、香港でも試合を経験。2024年7月のRISEでは女子ホープの小林穂夏に延長戦の末勝利を収めて現在連勝中。戦績は6勝4敗。大阪府出身の20歳だ。
ポモガオはアマチュアムエタイで豊富な試合経験を持つが、プロでは1戦1勝だという。
1R、サイドキックで先制するポモガオに風羽は右ロー、すぐにワンツーを打つポモガオに風羽も右フックを打ち返す。両者の右がクロスし、組み合うとポモガオが首相撲で風羽を崩す。素早いサイドキックを上下に蹴るポモガオ。真っ直ぐ前に出て来る風羽に後ろ蹴り、掛け蹴りを合わせる。ポモガオは離れて戦い、風羽が入って来ると組んで中間距離を潰してしまう。
2R、蹴りを出して前へ出る風羽にワンツーを打って離れるポモガオ。どんどん前へ出て来る風羽にポモガオはサイドキック、組んでのヒジ&ヒザ。今度は風羽が組むとポモガオを押し倒す。ポモガオは後ろ蹴りをヒットさせると、笑顔で両手を上げてアピール。前に出てアグレッシブに攻めの姿勢を見せたのは風羽だが、下がりながらも当てていたのはポモガオか。
3Rも長い距離で蹴りを出し、風羽が入って来ると組んでしまうポモガオ。風羽は右のヒジを繰り出すが不発。ポモガオは前蹴りを出して足を着地させるとバックハンドブロー。パンチの連打で距離を詰める風羽だが、パンチが当たる前に組まれてしまう。前に出る風羽に下がりながらもサイドキック、パンチを当てるポモガオ。ダメージを与える蹴りではないが、ポモガオの蹴りが頭部を捉える。踏み込んでワンツーを打った風羽にポモガオは懸け下蹴りを顔面に合わせた。