【女子重量級】

新極真会が誇る19歳の絶対女王・鈴木未紘(新極真会・日本)が頭ひとつ抜けた存在と言えるだろう。第8回JFKO全日本大会軽重量級、第9回大会重量級を制しているだけではなく、新極真会の第13回世界大会、第1回空手Champion of Champions、第54・56回全日本大会も制すなど、約2年半にわたって無敗街道をばく進している。新たな世界タイトルをつかみ、主要大会のグランドスラムを達成できるか。
打倒・鈴木の最右翼にいるのが、184cmの長身を誇り、新極真会の第7回世界ウエイト制大会重量級や全ヨーロッパ大会2024重量級を制しているブリジタ・グスタイタイテ(新極真会・リトアニア)だろう。昨年7月の新極真会第1回空手Champion of Championsでは決勝で鈴木に敗れているだけに、リベンジをはたしての優勝を目論む。
昨年は鈴木と3度激突し、いずれもあと一歩の惜敗に終わった藤原桃萌(新極真会・日本)、第1回ヨーロッパフルコンタクト大会重量級で優勝を飾ったチェンゲ・トート(新極真会・ハンガリー)がそれに続く存在だろう。
その他、第9回JFKO全日本大会重量級4位の小林由依菜(桜塾・日本)、第1回ヨーロッパフルコンタクト大会重量級準優勝のエグレ・パナヴァイテ(新極真会・リトアニア)、新極真会2024ヨーロピアンカラテチャンピオンシップで代表権をつかんだマリヤ・セクンダ(新極真会・リトアニア)、第19回全アジアフルコンタクト大会を制したアリーナ・オシペンコ(新極真会・カザフスタン)と実力者がひしめいている。


