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2025/02/04 22:02

横山武司「網膜剥離から復帰、致命的なのをもらわずに一本取りたい」

▼RIZINフェザー級(66kg)5分3R
横山武司(Swells柔術ジム)
木村柊也(BRAVE)

「僕は1年半ぶりのRIZIN参戦になるんですけど、前回の試合後に網膜剥離になって、もう総合はできないと思っていたので、またこの舞台に戻ってこられて嬉しいです。応援、よろしくお願いします。

(網膜剥離から現在は)目はもういったん完全に一時は失明してたんで、もう無理だなと思ったんですけど、お医者さんたちのおかげでなんとか治って、もう今は全然普通なんで、ずっとRIZINフェザー級に戻りたいなと思ってたから、連絡もらったときはもうすごく嬉しかったです。試合が無くてもずっと練習はしてたんで、(その期間の影響は)別に何もないですね。それは大丈夫です。

(対戦相手の印象は)木村選手は4戦4勝で4KOで、全部1分ぐらいで勝っていて本当にパンチとか打撃が強いなと思っています。僕は柔術家なので致命的なのをもらわずに組んで、ちゃんと一本取りたいと思います」

◆横山武司(teamセラヴィー/スウェルズ柔術ジム)
1996年7月2日、東京都出身
身長174cm、リーチ178.5cm、体重66.0kg

小中学校で空手と柔道を始める。中学生の時にPRIDEのヒョードルやミルコに憧れ、総合格闘家を夢見て柔術を習い始める。19年のJBJJF東京オープンでは黒帯オープンクラス決勝でクレベル・コイケに一本負けで準優勝も、その極めの強さで、全日本選手権・黒帯アダルト・フェザー級で優勝。その後コロナ禍を機にMMA挑戦を決意、佐藤将光の薫陶を受ける。22年2月、Fighting NEXUSでプロデビュー。3試合連続一本勝ちで迎えた11月、山本空良の王座に挑戦。判定勝ちを収め、プロデビューからわずか9ヶ月、4戦目で第2代Fighting NEXUSフェザー級王者に輝いた。RIZIN初参戦の23年5月、山本琢也に一本勝利。9月、摩嶋一整との寝技師対決で上を取られ、判定で初黒星を喫した。その後、網膜剥離で失明し長期欠場。復帰戦の24年8月、Fighting NEXUSでライト級王者の岸野“JUSTICE”紘樹を1R三角絞めで失神させ3度目の防衛に成功。10月のJMAEXPOではチームRIZINとしてQUINTETルール先鋒戦で一本勝ちを収め団体戦の勝利に貢献した。大晦日はRIZIN柔術フェスティバルでガリットチュウ福島に秒殺一本勝利。いよいよRIZIN本戦復帰となる今回、日本拳法王者の木村を極め、RIZIN再起戦を一本勝利で飾りたい。

木村柊也「自分のスタイルを貫けば絶対勝てる、ファーストコンタクトで相手が崩れ落ちるのをお見逃しなく」

「BRAVEジム所属の木村柊也です。今回はRIZIN初参戦で、やっとたくさんの人の前で自分を見せられるときが来たなと。あとは当日しっかり仕事して、会場を盛り上げるだけです。よろしくお願いします。

(対戦相手の印象は)寝技が強いなっていうのはあるんですけど、ポイントとしては、まあ自分のスタイルを貫けば絶対勝てると思ってるんで、そこですかね、はい。

 僕の打撃に注目してほしいんですけど、ファーストコンタクトで相手が崩れ落ちるんで、そこをしっかりもう目を離さずに見てほしいなあっていうのはあります。

(宮田代表がBreakingDownで木村選手の名前を挙げていたが)はい、僕は武道・格闘家なんで、こっちでやっていきます。

 RIZINフェザー級は今、とても盛り上がってると思うんで、自分もしっかりそこに食い込んでいけるようにやっていかないといけないなというのがあるんですけど、将来的にはチャンピオンになりたいと思います」

◆木村柊也(BRAVE)
2000年6月10日、徳島県出身
身長167cm、体重66.0 kg

父の通う道場について行くようになったのをきっかけに3歳から始めた日本拳法で、20年にわたり輝かしい功績を残す。明治大学在学中は体育会拳法部に所属し19年には全日本拳法個人選手権大会決勝で芳賀ビラル海に勝利し優勝。最年少の18歳、大学1年生での優勝は、同大学出身で現在プロレスラーの拳王以来、史上二人目の快挙となった。コロナ禍で2大会中止となるも、22年大会でも優勝し学生時代2連覇を達成。また全日本学生拳法個人選手権大会でも1年時より3連覇(20年は大会中止)。日本拳法16年目で初の日本一となって以来MMAに挑戦して上を目指したいと考え、22歳よりMMAを開始。23年12月、GLADIATORで田口翔太を1R66秒、右ストレートでKOしプロデビュー戦を白星で飾った。その後もKO勝利を重ね24年10月のAngel's FC暫定ライト級/ICKFフェザー級王者キム・ウィジョンとの初の国際戦を含めてMMA戦績は4戦全勝、全て初回KO。地元四国でRIZINデビュー戦となる今回、日本拳法代表として独特の間合いやステップ、踏み込みのスピードをもって、黒帯柔術家でありMMAでも組技・寝技を武器とする横山をKOし混沌のRIZINフェザー級に割って入りたい。

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