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レポート

【GLADIATOR】フェザー級挑戦者決定T決勝はダギースレンvs.ジェヒョクに。日拳王者・木村柊也がAngel's FC暫定王者ウィジョを69秒TKO! 吉田開威が上田祐起のRNCを凌ぎ、バックエルボーKO勝ち

2024/10/06 16:10

▼第12試合 GLADIATORフェザー級 5分3R
〇木村柊也(BRAVE)66.1㎏
[1R 1分09秒 TKO] ※パウンド

×キム・ウィジョン(JB MMAGYM)65.9㎏

 明治大学在学中に日本拳法界の頂点に2度立った歴史上ただ一人の格闘家・木村柊也は、2023年12月の『GLADIATOR 024』でのMMAデビュー戦で、田口翔太を66秒でKO。


(C)東京都日本拳法連盟

 その後もGRACHAN、GLADIATORと初回KO勝ちを続け、今大会で初の国際戦に挑む。対戦相手はAngel's FC暫定ライト級とICKFフェザー級という2つのベルトを巻く、韓国のキム・ウィジョンに決定した。

 キム・ウィジョンは、柔道の韓国国家代表常備軍(準ナショナルチーム)出身で、2023年5月の『GLADIATOR』 で来日も、初めてのバンタム級での試合で調整が不調に終わり、ゆうと(新垣勇人)に判定負けを喫している。その後、フェザー級を飛び越し、Angel’s FCで暫定ライト級王座を獲得した。

 今回はベスト階級といえるフェザー級で、木村相手に自身の組みを活かした試合が出来るのか。木村はデビュー戦で投げありの日本拳法出身らしい豪快な払い腰を決めており、BRAVE所属のストライカーとして、組みの強さも期待できそうだ。

 木村が初めての国際戦を過去3試合のように軽々とクリアするか。「フェザー級次期挑戦者トーナメント」出場選手(チハヤフルvs.ダギースレン、水野翔vs.パン・ジェヒョク)達との比較も楽しみな一戦となる。

◆木村柊也 「初の国際戦もやることは変わらない」

「今回、初の国際戦ということでいつも以上に気合が入っています。ただ、自分がやることはいつもと変わらないので豪快なKOで会場を爆発させます!」

◆キム・ウィジョン「KO出来る木村選手は私と相性がいい」

「GLADIATORという日本を代表する団体で再び試合する事が出来で光栄です。昨年の試合では初めてのバンタム級戦であまり動く事が出来なかったですが、今回は適正階級のフェザー級なので、良い試合が出来ると期待しております。木村選手は全勝でKOが出来るタイプなので、私と相性がいい試合が出来ると思います。自分にとっても久々の復帰戦なので、激しい楽しい試合しますので、是非楽しんで下さい」

 1R、ともにオーソドックス構え。木村の右ローに、ウィジョンは左右を強振して飛び込み組みに。さばく木村は右の三日月蹴り、さらに右カーフ! 木村は左アッパーから右!

 さらに連打にウィジョンが引き込み気味に下に。そこに木村は左右パウンドを連打し、ウィジョンが足にしがみつくもパウンドをもらい続け動けず。レフェリーが間に入った。

 69秒KO勝利の木村は、「初の国際戦、すごくワクワクして“木村どうなるだろう”と思ったと思いますが、僕とやると誰でもこうなります。次2試合、ベルトかかった試合がありますが、僕もここで戦う以上、獲らないといけないので狙います。最後にグラジ最高!」と語った。木村は4戦4勝4KO、平均試合時間が63秒であることも発表された。



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