泉武志「カーライルはエスケープ能力が高いが、自分のレスリングで倒してパウンド入れて一本取りに行く」
▼RIZINライト級(71kg)5分3R
泉 武志(BRAVE)
スパイク・カーライル(米国)
「はじめまして、泉武志です。しっかりDEEPで力をつけてきました。サトシ選手が極められなかった男を、しっかり絞め落とすので皆さん楽しみにしておいてください。(地元である)愛媛の皆さん、応援よろしくお願いします。
(対戦相手の印象は)カーライル選手すごくエスケープ能力が高いと思うんですけど、僕のスタイルを崩さずレスリングで倒してパウンド入れて一本取りに行きますんで、そこはポイントになっていくかなと思います」
◆泉 武志(FIGHTER'S FLOW)
1989年4月6日、愛媛県出身
身長175cm、リーチ172cm、体重71.0kg
陸上のインターハイ選手を父に持つアスリート一族の三男で、長男は競歩選手で全国大会、次男はバレーボールの国体選手。中学では軟式テニスで県大会ベスト16進出。県立八幡浜工業高校ではバスケ部に入部したが、全国大会出場を夢見て、2年時に強豪のレスリング部に転部。未経験から3年時にはインターハイ団体戦ベスト8に貢献。日体大4年時にはインカレでグレコローマン60kg級優勝、国民体育大会成年男子同級で準優勝等の好成績を残した。大学卒業後は就職したが12年のロンドン五輪に刺激を受け復帰。17年にアジア選手権優勝、世界選手権出場等、活躍する。20年、MMA転向。22年4月、MMAプロデビュー戦にして初参戦のRIZINで、グラント・ボグダノフに3RTKO負け。7月からDEEPを主戦場とし、初戦で野村駿太に判定負けを喫して以降は北岡悟らを相手に5連勝。24年7月、野村との再戦で最終R逆転TKO負け。10月にはグラップリングマッチで森戸新士に敗れた。再起戦にしてデビュー戦以来となるRIZINの舞台で、高いグラウンド技術を誇り、極め力のあるカーライルを圧倒し、地元四国からライト級上位陣にアピールしたい。
スパイク・カーライル「スープレックスされないように準備する」
「コンチニハ、ニッポン。高松で行われる『RIZIN.50』に出場することが決まってとても嬉しいです。対戦相手の泉選手はグレコの選手なので、スープレックスされないように準備をしなければいけません。この試合は素晴らしいものになります。とても待ち切れません。初めて東京以外の地で試合をするので、高松のファンに会えることを心待ちにしています。今回の試合に向けてタイで調整するために今は空港にいます。ベストを尽くしますので応援お願いします。アリガトゴザイマス。ジャー、マタネ。押忍」 ※コメント代読
◆スパイク・カーライル(Kings MMA Anaheim / Treigning Lab)
1993年5月6日、米国カリフォルニア州出身
身長172cm、リーチ180cm、体重71.0kg
幼少期に様々なスポーツを経験。12歳でレスリングを始めると格闘技にのめり込む。18歳でMMAを始めアマチュアで20戦近く経験。17年9月、地元のCCWでプロデビュー。そのほかCXF、LFA等でキャリアを積む。20年2月、UFCデビュー戦で1R KO勝利を挙げたが、その後は2連敗。21年はLFA、Ballys Fight Night、Cage Warriors、Bellatorでの4試合で全てフィニッシュ勝利を収めた。続く22年4月、初参戦のRIZINで武田光司にフロントチョークを極め全フィニッシュでの5連勝と勢いに乗る。しかし10月のBellatorではAJ・マッキーのライト級転向デビュー戦で判定負けを喫した。その後23年5月のライト級王者ホベルト・サトシ・ソウザとのノンタイトル戦で、サトシが勝利した試合では初となる判定決着での敗北。続く9月の堀江圭功戦も判定負けに終わり悔しい3連敗となった。背水の陣で迎えた24年6月、RIZIN2連勝中だったキム・ギョンピョをリアネイキドチョークで絞め落とし再起を遂げた。9ヶ月ぶりのRIZINの舞台でレスリングエリートの泉を極め、タイトル戦線に躍り出たい




