▼ライト級 5分5R ※選手名からインタビュー
〇チャールズ・オリベイラ(ブラジル)35勝10敗(UFC23勝10敗)
[判定3-0] ※29-26×2, 29-25
×マイケル・チャンドラー(米国)23勝9敗(UFC2勝4敗)
コメインは、ライト級の5R戦で、2021年5月以来。3年半ぶりの再戦で、元UFC同級王者チャールズ・オリベイラと、元Bellator同級王者のマイケル・チャンドラーが対戦する。前戦では、先にチャンドラーがダウン奪取もオリベイラがダウンを奪い返しKO勝ち。計量で両者はともに155.6ポンド(70.58kg)でパスした。
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35歳のオリベイラは、チャンドラー戦後、ダスティン・ポイエー、ジャスティン・ゲイジーをリアネイキドチョークで極めるも、イスラム・マカチェフに肩固めで一本負け。ベニール・ダリウシュに初回TKO勝ちで再起も、2024年4月のアルマン・ツァルキヤン戦でスプリット判定負け。
38歳のチャンドラーはオリベイラ戦後、ゲイジーに判定負け。トニー・ファーガソンを右前蹴りにKOも、2022年11月の前戦でポイエーに3R リアネイキドチョークで一本負けしている。コナー・マクレガーとのウェルター級でのTUFコーチ対決がマクレガー負傷で中止に。オリベイラ、チャンドラーともに再起戦となる。
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1R、ともにオーソドックス構え。先に右前蹴りはオリベイラ。右関節蹴りも。トランプ次期大統領が来場し「USA」コールの中、チャンドラーは右で前に出るが、オリベイラも右を伸ばして前蹴り。
左ジャブを突くチャンドラーは左ボディストレート。シングルレッグのチャンドラーは、テイクダウン! ハーフのチャンドラーは4の字。その腹の上に乗るオリベイラは足のロックを外して徐々に正対。ハーフで下から頭を叩くチャンドラー。チャンドラーがそのままトップでホーン。
#UFC309 Official Result: Charles Oliveira (@CharlesDoBronxs 49-46, 49-46, 49-45) defeats Michael Chandler by Unanimous Decision
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2R、右カーフのオリベイラ。左ボディストレートから右に繋ぐチャンドラー。オリベイラの右の前進にバランスを崩して背中を見せてサークリング。身体を戻して右を突くが、肩で息をする。首相撲ヒザはオリベイラ。さらに走り込んでのニータップテイクダウン! 下になったチャンドラーにマウントを奪い、残り1分40秒で上体を立ててヒジ! 脇を開けさせて腕十字狙いも、上にせり上がるチャンドラー。マウントヒジのオリベイラは縦ヒジ! 肩固め狙い。ヒジを落としてホーン。
3R、先に中央を取るオリベイラ。右前蹴り。ワンツーで詰めて右ロー、右アッパー! さらに金網背にさせて縦ヒジ。チャンドラーは自らの左の強振でバランスを崩す。組んだオリベイラはボディロックテイクダウン。亀になったチャンドラーにボディトライアングルで組んでリアネイキドチョーク狙い。腰をずらすチャンドラーはグローブ掴み。真後ろに戻るオリベイラはパウンドからリアネイキドチョーク狙い。グローブ掴みの注意のなか、チャンドラーは後ろ手を剥がし耐える。パームトゥパームで絞るオリベイラも残り5分をステイ。
結末やいかに・・・👀🤯#UFC309 pic.twitter.com/1AQTxxp0ju
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4R、右ハイを突き、前に出るオリベイラ。さらにワンツー。右ストレートから跳びヒザ! ケージ背にさせて組んだオリベイラはチャンドラーの投げを防いで、ボディロックから脇を潜りバックへ。
亀になるチャンドラーにバック奪うオリベイラは4の字ロックから両足フックに変えてチョーク狙い、アゴ上から絞めるが、後ろ手を組ませないチャンドラー。リアネイキドチョークを凌ぐと、ホーンに立ち上がる。
5R、チャンドラーはの入りに高いヒザを突くオリベイラは左関節蹴り、回るチャンドラーは前に出て右を当てるとオリベイラが目を押さえて後退! 一気に詰めるチャンドラーは右から左も空振り。しかし詰めて崩してハーフのオリベイラに鉄槌、パウンド連打! クローズドガードにするオリベイラは手首を掴んで三角絞め。それを上体を立てて防ぐチャンドラー。
チャールズ・オリベイラが全体的に押し続けた一方で、終盤にはマイケル・チャンドラーが大逆転の可能性を思わせる場面も🤯
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フルラウンドの激闘👊💥
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そのスペースで立つオリベイラは、逆襲で前に。蹴りから組んでバックテイク。一気に形成を逆転し、おたつロックのオリベイラを背負って立ち上がるチャンドラーは背中にオリベイラを背負ったまま飛び上がって後方にスラム! しかし受け身して組手は外さないオリベイラに、再び背負ってスラムも、オリベイラは舌を出してバックキープ。
ジャッジの裁定は・・・ユナニマス判定でチャールズ・オリベイラの勝利👏
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戦い終えたマイケル・チャンドラーを称え、「とても尊敬している」と話したオリベイラ😁
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判定は3-0(29-26×2, 29-25)でオリベイラが勝利。「誰とでも戦う」とマイク。敗者にもマイクが回され、チャンドラーはコナー・マクレガー戦をアピールした。