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【UFC】ヘビー級王座戦・Jジョーンズvs.ミオシッチ、オリベイラがチャンドラーに5R判定勝ち、ニッカルがクレイグと打撃戦「経験が足りない」、アラウージョが連勝シウバ下す、ルフィ、マクギーが判定勝ち。ミラーがギロチン勝利=『UFC 309』速報中

2024/11/17 08:11

▼女子フライ級 5分3R
〇ビビアニ・アラウージョ(ブラジル)13勝6敗(UFC7勝5敗)
[判定3-0] ※29-28×3

×カリーニ・シウバ(ブラジル)18勝5敗(UFC4勝1敗)

 女子フライ級。アロージョ9位、シウバ11位。ブラジリアンランカー対決。

 アロージョは2019年の緊急UFCデビュー戦をバンタム級で3RKO勝ちして以降、10戦して5勝5敗ですべて判定決着。ランキングも5位~10位の間を行ったり来たりしている。前戦の2月も同じブラジル人でUFC3連勝中だったナタリア・シウバの挑戦を受ける試合で、1Rはテイクダウンからチャンスを掴んだが、2R以降は距離を取られ、追いかけるところにパンチを貰う展開で判定負け。7月にジャスミン・ジャスダビシアス戦が組まれていたが、前の試合で負った膝の負傷の回復が思わしくなく欠場した。37歳。

 シウバはUFCデビューから4連勝中で、うち3試合が一本勝ち。キャリア18戦でも9KO・8一本勝ちのフィニッシャー。こちらも前戦はブラジル人対決で、アリアネ・ダ・シウバ相手にキャリア初の判定勝ちとなり、3Rには打撃で攻め込まれ劣勢となる場面もあった。30歳。

 今年のナンバーシリーズのメインカードで、タイトルマッチではない女子の試合が組まれるのは、6月のメイシー・チアソン vs. マイラ・ブエノ・シウバ、4月のケイラ・ハリソンUFCデビュー戦以来3度目。女子フライ級37人中、ブラジル人は11人を占めている。

 1R、ともにオーソドックス構え。ワンツーで詰め、インローのシウバに、サークリングでさばくアラウージョは右を打ち込む。

 左ジャブを突くシウバ、左右前蹴りから組むが、ここも切るアラウージョは右の飛び込み。アッパーの出入り。右フック、左アッパーをかすめたシウバ。その打ち終わりに右を刺すアラウージョだが単発。

 シウバはシングルレッグも切るアラウージョ。右前蹴りの打ち終わりに左を打つ。左ボディから右を突くアラウージョ。シウバの右をかわすが、シウバは左ストレート。さらに詰めて首相撲も切るアラウージョ。ホーン後にシウバの追打。アラウージョは鼻血。シウバのラウンド。

 2R、右前蹴りのシウバ。アラウージョはワンツーから右アッパーを突く。詰めるシウバは左で差して押し込み。しかし突き放したアラウージョ。アラウージョはアゴを被弾したか、口を開ける。

 組むシウバはボディロックで崩して小外がけテイクダウン! 下のアラウージョは腰を切って腕十字、足を顔にかけるが、シウバはまたいでヒジを抜いて上に。

 上四方からシウバは身体を起したアラウージョにダースチョーク! しかし仰向けになって抜けたアラウージョはトップからキムラ狙い、パウンドでホーン。アラウージョが取り返したか。

 3R、ハグからスタート。ダブルレッグからボディロックテイクダウンのシウバにアラウージョはトップ奪取し、立ち上がりスタンド選択。蹴り足を取って崩すアラウージョはスタンドのまま下のシウバの足を蹴る。ブレーク。

 左ハイのシウバをかわすアラウージョは右アッパー。シウバも右で前進、さらに左ミドル! 縦ヒジをかわしたアラウージョは右ストレート、シウバの右ミドルをキャッチし、崩すもグラウンドにはいかず。

 右前蹴りを当てるアラウージョ。シウバは右で飛び込み。ダブルレッグも切るアラウージョは立った、まま。ブレーク。スタンド。

 首相撲ヒザのシウバ、左で差して押し込み崩すが、右小手で凌ぐアラウージョが右小手投げ! 袈裟固めの形で上のままホーンを聞いた。

 判定は、29-28×3でアラウージョが勝利。ランク下からの突き上げを跳ね返し、咆哮した。シウバは4連勝でストップ。

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