【プレリム】
▼バンタム級 5分3R
〇マーカス・マクギー(米国)10勝1敗(UFC4勝0敗)※UFC4連勝
[判定3-0] ※29-28×3
×ジョナサン・マルチネス(米国)19勝5敗(UFC10勝4敗)
バンタム級。マルチネス13位、マクギーはランク外。
マルチネスはUFC10勝4敗。強烈なローキックが武器。6連勝していた前戦は、5月のブラジル大会でUFC復帰となる殿堂入りファイターの元祖ローキッカー・ジョゼ・アルドと対戦。待望のビッグネームとの対戦だったが、気後れしたのか手数が少なく、2R以降はローキックも出なくなり、3Rにはパンチを効かされて判定負け。連勝がストップした。30歳。
マクギーはUFCデビューから3連勝中。キャリア9勝のうち8勝がKOのストライカー。昨年4月に3日前の代役での緊急UFCデビューだったが2Rチョークで一本勝ち。前戦はキックがバックボーンのガストン・ボラニョス相手にタックルを混ぜて打撃をヒットさせ、2Rにダウンを奪いKO勝ち。4戦目でランカーとの対戦のチャンスを得た。所属のMMA Labはショーン・オマリー(1位)、マリオ・バティスタ(10位)、カイラー・フィリップス(12位)と、3人のバンタム級ランカーが所属している。スケートボードのプレイヤーからMMAに転向し、プロデビューが30歳と遅い。34歳。
1R、ともにサウスポー構え。マルチネスは左ロー、マクギーは右ジャブ、右前蹴り。マルチネスは左前蹴りもマクギーは左右をガード上に連打する。さらに右インロー。右ボディストレート。左カーフから右を突く。手数が少ないマルチネス。マクギーはワンツーの左。さらに右ミドル。マクギーのラウンドに。
2R、ワンツーの連打で前に出るマクギーに、マルチネスは左カーフ。しかし単発。マクギーは右前蹴り、マルチネスの押し戻しをさばき、左ロー、右ジャブ。マルチネスの左オーバーハンドをかわす。左バックフィストのマルチネスに、ワンツースリーから首相撲ヒザのマクギー。マルチネスはカーフ。
ワンツーからフックに繋ぐマクギー。ジャブ、左右ボデイも。マルチネスは左で詰めて、右ジャブ。左ローに繋ぐ。打ち返しに出るが、マクギーは左右ロー。マルチネスは左ローを踏み込んで打つが、マクギーの手数が多い。
#UFC309 Offical Result: Marcus McGhee (29-28, 29-28, 29-28) defeats Jonathan Martinez by Unanimous Decision
— UFC News (@UFCNews) November 17, 2024
Complete Prelim Results ➡️ https://t.co/7vb6oJK4Kx
3R、右ジャブから左ストレート、左ボディのマクギー。しかし、マルチネスは左カーフをヒット! この1発を効かされたマクギーは足を引く。さらにローも前に詰めるマクギー。左差しのマルチネスに右小手で固定しダメージを回復させる。
離れたマルチネスは追って左ロー! 右足を蹴られたマクギーはバランスを崩すとオーソにスイッチ、詰めるマルチネスは左ロー右ジャブ。マクギーは回りながらも間合いを詰めながら凌いでホーン。
判定は最終R以外を取ったマクギーが29-28×3で勝利。
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【中止】
▼ミドル級 5分3R
クリス・ワイドマン(米国)16勝7敗(UFC12勝7敗)
エリク・アンダース(米国)16勝8敗(UFC8勝8敗)
※アンダースのドクターストップにより直前に中止