バンタム級で永井奏多と一條貴洋が激突
▼第9試合 バンタム級 5分3R
〇永井奏多(TRIBE TOKYO MMA)
[1R 2分32秒 KO] ※左フック
×一條貴洋(ストライプル南相馬playground)
永井奏多(TRIBE TOKYO MMA)は、修斗で藤田ムネノリとドロー後、新井拓巳を1R TKO、小林佳純、HAMMER KATU、松下祐介にいずれも判定勝ちと4連勝。その後、8月のTTFでは唐沢タツヤにも判定勝ちで5連勝中だ。
一條は2023年11月に行われた『THE SHOOTO OKINAWA vol.9』で2年半振りの復帰戦を勝利で飾り、2024年3月の『修斗LIVE! TOKYO』のメインに登場。以前に痛み分けに終わった小林佳純との3年ぶりの決着戦に挑むもユナニマス判定で黒星を喫した。4月にはわずか1カ月のインターバルで大道塾出身の谷井翔太と対戦し判定負けで連敗となっている。
1R、ともにオーソドックス構え。一條の蹴りがローブローに。中断後、再開。左前手で飛び込み一條に、永井も左をヒット。右ローの一條に左ボディを当てる永井。一條は四つに組んで右オーバーフックも外す永井はワンツーの右!
一條も蹴りを返すが永井はスタンド勝負。一條をコーナーに詰めてボディ打ちから右、さらに返しの左フックを打ち抜くと、一條がヒザから崩れ、すぐにレフェリーが間に入った。
シャ・ランディに続く、TRIBE勢の1Rフィニュシュ勝利。試合後、永井は「こんなレベルじゃなくて、ランカーだって、誰とでもやれるので、お願いします。僕は絶対に修斗チャンピオンになります」と力強く語った。