キックボクシング
レポート

【KNOCK OUT】鈴木千裕と五味隆典は決着つかずドロー、久井大夢が無敗・龍聖からダウンを奪っての大金星!完勝・小笠原瑛作がONE世界王者になると宣言、栗秋祥梧が中村優作を一撃KO!壱がチョークディーを切り裂く、中島玲がバズーカをKO、NA☆NAがぱんちゃんに初黒星付けたルシアを破る金星、ぱんちゃん璃奈が再起戦で勝利、大谷翔司が強烈ダウンのTKO負け

2024/06/23 13:06

▼第11試合 KNOCK OUT-UNLIMITED -58.5kg契約 3分3R延長1R
〇栗秋祥梧(クロスポイント吉祥寺/元大和フェザー級王者)
[1R 2分15秒 KO] ※左フック
×中村優作(TEAM FAUST)



 UNLIMITEDルールとは、ヒジ打ち、パウンド、サッカーキック、踏み付け、グラウンドでのヒジ・ヒザありとMMAから関節・絞め技と寝技を省いた“究極打撃格闘技ルール”。




 栗秋は九州で活躍後、2018年10月に上京してクロスポイント吉祥寺に入門。天性の格闘技センスを生かした左の攻撃を武器とし、飛びヒザ蹴りは一撃必倒のキレと破壊力を秘めている。しかし極度の練習嫌いとして知られ「いかに練習せずに勝つか」をテーマに掲げている変わり種。



 2022年7月にTAKERUに判定で敗れたが、10月の『RIZIN』では翔を2Rにハイキックでマットに沈めた。2023年4月に内藤凌太に判定2-1で勝利すると、6月には鮫島大翔を得意の左フックでKO。9月にはK-1 GROUPから乗り込んできた第6代Krushフェザー級王者・玖村修平を初回KOに降して評価を一気に高めたが、2024年2月の『ONE Friday Fights』初参戦で判定負け。4月のシュートボクシングでは山田彪太朗に判定負けで戦績は44勝(24KO)23敗3分。

 日本拳法をバックボーンに持つ中村はMMA19勝10敗1分。2018年5月の『RIZIN.10』で那須川天心とキックルールで対戦(2R KO負け)した経験を持つ。一時は泥沼の3連敗を味わったが、2022年11月に征矢貴と激闘の末に勝利。2023年4月のメイマン・マメドフ戦ではわずか23秒でKO負けを喫したが、10月にヒロヤ、2024年3月にアルマン・アシモフに勝利して連勝中。元WSOF-GCフライ級王者。



 1R、大きな距離をとる2人。栗秋が飛び込んでの飛びヒザ蹴りを放ったが、蹴り足が中村の急所に当たるローブローに。再開後、ローを蹴り合い、栗秋が右ハイを空振りすると中村は左フック。中村の右フックには栗秋が左フックを被せに行き、中村はシングルレッグを仕掛けるが栗秋は耐えてブレイク。




 右ローから右ハイを空振りした栗秋が、中村が左フックを打ちに行ったところで栗秋の左フックが炸裂。中村は前のめりに倒れ、栗秋のKO勝ちとなった。

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