キックボクシング
レポート

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2024/06/23 13:06

▼第5試合 KNOCK OUT-BLACKウェルター級 3分3R延長1R
×漁鬼(SHINE沖縄/TENKAICHIウェルター級王者)
[判定0-2] ※29-29、29-30×2
〇エミール・アラゾフ(ベラルーシ)



 アラゾフはONE世界王者チンギス・アラゾフの従兄弟。漁鬼は沖縄のアグレッシブファイター。



 1R、アラゾフはジャブを突きながら左右へ回り込み、右ローを蹴っていく。ステップを使ってよく動くアラゾフに漁鬼はなかなか手が出ないが、アラゾフが右ハイを蹴ると左ボディを返した。前へ出る漁鬼に大きく回り込むアラゾフ。



 2Rも前に出て追っていく漁鬼に、アラゾフは左右へ回り込みながら右ローを蹴っていく。パンチで強引に追っていく漁鬼だが、アラゾフは打ち合わずに回り込む。漁鬼が近付くと前蹴りのアラゾフ。強い右を打つと漁鬼も右を返すが、すぐにアラゾフが離れる。漁鬼は両手を広げて“来いよ”と誘い、顔面前蹴りを出してきたアラゾフへ最後に漁鬼が左右フックと左ボディをまとめる。

 3Rも漁鬼が追い、アラゾフが回り込む展開。近付くと前蹴り、ヒザで迎え撃つアラゾフに漁鬼はパンチを繰り出していくが、アラゾフは離れる。レフェリーはアラゾフにアグレッシブの注意。しかし再開後も回り込むアラゾフに漁鬼のパンチは空を切り続ける。

 判定は2-0で上手く戦ったアラゾフの勝利となったが、大きなインパクトは残せなかったと言えるだろう。

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