▼GLADIATORフェザー級 5分3R
〇チハヤフル・ズッキーニョス(MIBURO)
[1R 4分53秒 腕十字]
×パク・サンヒョン(韓国)
※アドニス・セビジェーノ(チームラカイ/フィリピン)は来日出来ず
チハヤフルは、2023年のフェザー級王座決定トーナメントに抜擢されるも、初戦でモンゴルのダギースレン・チャグナドルジとの激闘で判定負けを喫した。その後は9月にハンセン玲雄に2R TKO勝ち、12月に河名マストに1R TKO負け、2024年3月に石田拓穂を相手に下がりながらの左フックで1R TKO勝ちと勝ち負けを繰り返しつつも、弱点を克服してきた。
『ROAD TO UFC』でUFCとの契約を目指すチャンピオン河名マストとの再戦を手繰り寄せるためには、国際戦初勝利がデフォルトのズッキーニョスとなる。
1R、サウスポー構えのチハヤフル。オーソのサンヒョンに左ロー、左ミドル。サンヒョンは右オーバーハンドを強振する。スイッチしての右ローのチハヤフル。左ハイは空振り。サンヒョンも右ヒザをフェイント。
左回りのチハヤフルは左ボディストレートはまだ遠い。ヒザ蹴りに左フックをかぶせるサンヒョン。
シングルレッグのチハヤフルにギロチン狙いのサンヒョンを崩してテイクダウン。サイドを奪うチハヤフルはサンヒョンの立ち際にバックテイク。
右足フックのシングルバック。左で脇を差してリストコントロールするチハヤフルは、残り15秒のコーナーに声に腕十字を極め、タップを奪った。
試合後、チハヤフルは「まいど、ズッキーニョスです。まずは、急遽試合を受けてくれたソンヒョン選手、ほんとうにありがとうございました。それから、今日は1R決着は多くて、お客さんも損した気分かもしれませんが、河名マストチャンピオンが『ROAD TO UFC』に行きます。絶対、優勝してUFCに行ってくれると思うので、そのあとのGLADIATORは俺に任せろって感じですね。あと、松嶋こよみ選手も来るということで、どんどん盛り上がっているので。もちろん、次のチャンピオンは僕だと思っているので、今後とも注目してください」と語った。