キックボクシング
レポート

【RISE】漢気トーナメントはパヌワットが電光石火のハイキックKOで優勝、ベテラン対決は京谷祐希が判定勝ち、KRAZY BEEの宮本芽依が3戦目で宮﨑若菜を破る番狂わせ、JKファイター辻井和花は完勝

2024/04/21 17:04

▼第3試合 ミニフライ級(-49kg)3分3R延長1R
×宮﨑若菜(TRY HARD GYM/同級3位)
判定0-3 ※29-30×2、28-30
〇宮本芽依(KRAZY BEE)


 宮﨑は空手をバックボーンに持ち、アマチュアキックでは2019年KAMINARIMON全日本女子トーナメント-52kg級優勝。RISE QUEENアトム級王者・宮崎小雪の姉。2019年10月にRISEでプロデビューし、2022年2月にはRISE QUEENミニフライ級王者erika(名前の後ろにハートマーク)を判定に降したが、4月は過去2敗しているAKARIとの3度目の対決に臨み判定で敗れた。11月は小林愛理奈に判定負けも、2023年11月にMelty輝から判定勝ち。戦績は7勝(1KO)4敗。


 宮本は2019年全日本女子ボクシング選手権大会シニアの部バンタム級優勝の実績を持ち、今年1月のRISEアマチュア大会『RISE NOVA』Aクラスの試合で初回KO勝ち。5月にRISEで山本美憂をセコンドに就けてプロデビューを果たし、RINAから左フックでダウンを奪って勝利を飾った女子ホープ。2戦目も数島七海から判定勝ち。


 1R、スピーディーな展開。宮本はコンパクトかつ回転力のあるパンチの連打を次々とヒットさせていく。サウスポーの宮﨑はこれをもらいながらも左ミドル、左ローを蹴っていき、一発の強い左ストレートを当てに行く。


 2R、宮﨑は左ぼボディストレートで勝負を懸ける。左インローも蹴り、目が慣れてきたか宮本の連打をしっかりブロック。逆に宮本はミドルを当て始める。


 3R、宮本はガードの上からでも軽くパンチを当てていき、ミドルを蹴る。宮﨑は再び出鼻を挫かれるようにパンチを浴び、打ち合いに行くも宮本のスピードのあるパンチが宮崎の顔面とボディを捉えた。


 判定は3-0で宮本が勝利。3戦目にしてランカーの宮﨑を破る番狂わせを起こした。

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