▼第6試合 バンタム級(-55kg)3分3R延長1R
〇彪司(TEAM TEPPEN/同級11位)
KO 3R 2分56秒 ※右フック
×夏目竜雅(TRY HARD GYM)
彪司は四冠王・高橋幸光の甥っ子で、King of Rookie 2021 -53kg級優勝、JAPAN CUP 2019 -55kg級優勝・大会MVPの実績を持つ。数島大陸と引き分け、松本天志には判定勝ちの戦績が光るが、2022年10月の有井渚海戦では敗れた。前戦は2023年10月に松下武蔵に判定で敗れている。戦績は6勝(1KO)3敗1分。
夏目は2021年9月にDEE浜松大会でプロデビュー。KROSS×OVERで2勝をあげ、2023年11月のFIGHT CLUBに参戦するとNovoにKO勝ちを収めた。戦績は4勝(1KO)無敗。
1R、彪司は左ボディから左フックのダブル、夏目が返してきた左右フックはバックステップでかわす。左手を下げたデトロイトスタイルからジャブを突く彪司。夏目の左右フックをブロックし、前へ出て右フックを打つ彪司。ヒザを突き刺し、右カーフを蹴る。回転の速いパンチコンビネーションを繰り出す夏目だが、彪司はかわしてしっかりと当てに行く。
2R、夏目のパンチに左ミドルを合わせる彪司。ワンツー、コンビネーションパンチを繰り出して前へ出る夏目に彪司は下がりながらジャブ、右ストレートをヒットさせる。ジャブで前へ出る彪司。
3R、右ヒザを突き刺す彪司に夏目は下がりながらも左右フックで応戦。彪司も右ストレート、左ボディを放つ。夏目はコンビネーションパンチを繰り出すが前に出る彪司のパンチの的確性が目立つ。ガードするところはしっかりガードし、相手の空いているところに打ち込む彪司。ヒザも突き刺す。
手は出す夏目だが有効打を奪えず、打ち合いに行くと応じた彪司が左ストレートからの右フックを打ち抜いてダウンを奪った。立ち上がろうとした夏目だがダメージは深刻。レフェリーが彪司のKO勝ちを宣した。
会心のKO勝ちとなった彪司は「納得のいかない内容だったんですけれど僕はこんなもんじゃないので。殴り合いたいので6月、WORLD SERIESに出たいんでよろしくお願いします。俺より上の上位ランカーたち、待っていてください」とマイクアピールした。