キックボクシング
レポート

【RISE】漢気トーナメントはパヌワットが電光石火のハイキックKOで優勝、ベテラン対決は京谷祐希が判定勝ち、KRAZY BEEの宮本芽依が3戦目で宮﨑若菜を破る番狂わせ、JKファイター辻井和花は完勝

2024/04/21 17:04

▼第8試合 ライト級(-63㎏)3分3R延長1R
×田中陸登(拳狼会/ACCEL日本ライト級王者)
判定0-3 ※28-30×2、27-30
〇塩川琉斗(TOP STAR GYM/Stand Up King of Rookie 2022 -60kg優勝)


 田中は今回が初参戦のACCEL日本ライト級王者で戦績は13勝(1KO)2敗3分。塩川は空手をバックボーンに持ち、足技を得意とする。現在5連勝中で前戦は2023年11月に格上の山畑雄摩に判定勝ちした。


 1R、塩川は頻繁にスイッチして前蹴りを放ち、顔面にも前蹴りを叩き込む。田中の左フックをかわしての左フック、ジャブから左フック。前へ出る田中だが塩川はバックステップでパンチをかわしていく。フック系の田中に対し、長いリーチからのストレート系を当てていく塩川。田中のフックをかわすと右フックを思い切り振り抜く。


 2R、サウスポーに構える塩川に田中は左回りも、フックをかわされてジャブをもらう。塩川はボディへの飛びヒザ蹴り、顔面横蹴り。頻繁にスイッチして距離を惑わし、横蹴り、前蹴りを顔面へ。前へ出てくる田中にジャブを合わせる塩川に田中は鼻血を出す。


 3R、田中はガムシャラにパンチを出して前へ出るが、塩川の距離を潰せず空振りに。塩川はジャブ、左右のストレート。田中が入ってくるとクリンチで止めてしまう。ラスト10秒、塩川が左右フックでラッシュをかけ、田中も応じるがヒットは塩川が奪った。


 判定は3-0で塩川の勝利となった。「今日も判定でつまらない試合をしてすいませんでした。この間、中村選手が負けたので挑戦者決定トーナメント開いてもらえれば僕も参加したいのでよろしくお願いします」とアピールした。

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