▼第5試合 スーパーフェザー級(-60kg)漢気トーナメント準決勝 3分3R延長1R
×髙橋 亮(日本/TRIANGLE/第8代NKBバンタム級王者、第16代NKBフェザー級王者)
KO 1R 3分08秒 ※左フック
〇パヌワット・TGT(タイ/TARGET/PPTV 60kg王者)
※パヌワットが決勝へ進出。
髙橋は“髙橋三兄弟”の次男で、2019年6月にホームのNKBでバンタム級に続いてフェザー級のタイトルも奪い、2階級制覇に成功。10月には大ベテランの国崇にもTKO勝利。2020年は「ジャパンシフトランド杯59kgトーナメント」で決勝へ進出したが、村田裕俊に延長戦で敗れて優勝を逃した。7月にRISEフェザー級王者・工藤政英とは延長戦までもつれ込みドロー。2021年5月の「RIZIN KICKワンナイトトーナメント」では1回戦で白鳥大珠に敗れている。2022年3月には大雅とドロー。
対するパヌワットは11歳でムエタイの試合を始め、来日後はトレーナーと選手を兼任。TARGETとTEAM TEPPENで練習を積み、タイ人特有のミドルキックとテンカオを得意とする。今回は2019年の直樹戦以来約5年ぶりのRISE参戦となった。
1R、パヌワットの攻撃が当たるたびに大歓声が沸き起こる。サウスポーの高橋はじりじりと前へ出て左ミドル、パヌワットは蹴り足をキャッチするとすかさず左フック。パヌワットは左を空振りしての右ストレート、右を打つと見せかけての右ミドルとフェイントを多用。高橋は左ローを蹴り右ボディ、ヒザ蹴り。するとパヌワットが高橋の蹴り足をキャッチし、前へ出ると同時に左フック。下がる高橋へ右フック、そして左フックをヒットさせるとバランスを失っていた高橋は豪快にダウン。マットに後頭部を打ち付け、立ち上がろうするも足がいうことをきかずパヌワットのKO勝ちとなった。