▼第7試合 ライト級(-63kg)3分3R延長1R
×岩城悠介(RIKIX/元WPMF世界スーパーフェザー級王者)
判定0-3 ※29-30、28-30×2
〇奥山雅仁(OISHI GYM/CKC2023 -63kgトーナメント優勝、S-BATTLEライト級王者)
奥山は名古屋の名門OISHI GYMのホープで、SB日本ウェルター級王者・奥山貴大の弟。プロデビューから5連勝を飾り、6戦目で初黒星を付けられたが、2023年5月にS-BATTLEライト級王座を奪取すると、6月に修斗で行われたCKC2023 -63kgトーナメントでは優勝。8月のRISEで陽勇に判定負けで連勝がストップ。12月にはホーストカップで宮本雅大に勝利。2024年2月『ONE Friday Fights 51』に初参戦もテミルラン・ベクムルザエフに判定で敗れた。戦績は10勝(4KO)4敗。柔道初段。
当初は北井智大との対戦が決まっていたが、北井が「右肘頭骨骨挫傷・右上腕三頭筋腱損傷」のためドクターストップ。代わって元WPMF世界スーパーフェザー級王者の岩城と対戦することとなった。戦績は23勝(12KO)15敗3分。
1R、奥山は右ローを狙い撃ち。岩城は右へ動きながらのワンツー、右ロー。奥山のワンツーに2度連続で右を合わせる岩城。奥山はジャブ、前蹴りで作り直し、飛びヒザ蹴りから着地すると右ストレートを打つ。
2R、右ローを蹴りワンツーで前に出ていく奥山に、岩城は右ローに右ストレートを合わせる。またも右のカウンターを奪う岩城。しかし、奥山の右カーフで岩城が大きく崩れる。すかさず右カーフで奥山が叩き込むと、岩城が大きくバランスを崩してダメージは明らか。それでも岩城は右ストレートで奥山を吹っ飛ばす。ワンツーで前へ出る奥山に押される岩城だが、右ではヒットを奪う。奥山は飛びヒザ蹴り、バックハンドブローも織り交ぜる。
3R、岩城が右クロスをヒットさせるが、奥山は右カーフを狙い撃ち。カーフを蹴られないように前へ出てパンチを打つ岩城を奥山は投げてしまい注意を受ける。奥山はワンツーから飛びヒザ蹴りで入ってパンチとトリッキーな動き。ボディを打って前に出る奥山。岩城は下がりながらも左フックをヒットさせるが、奥山は空振りしても前へ出続けた。