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レポート

【RIZIN】サトシが中村K太郎に右ハイでダウン奪いTKO勝ち、フェザー級転向の武田光司が萩原京平をドミネート、井上直樹が佐藤将光に判定勝ち、RENAがシン・ユリに勝利、柴田MONKEYがアーセンにヒザ十字極める、金太郎が4連敗から再起、久保が元ONE高橋に競り勝つ、ブアカーオが木村ミノルをKO!

2024/03/23 12:03

▼第4試合 RIZINフェザー級(66.0kg)5分3R
〇久保優太(PURGE TOKYO/BRAVE)=65.90kg
[判定2-1]

×高橋遼伍(KRAZY BEE)=65.85kg

レフェリー:長瀬達郎
ジャッジ:
松宮智生
赤・久保[D0-0 A0-0 G20-0]
豊永 稔
赤・久保[D0-0 A30-0 G20-0]
石川喬也
青・高橋[D0-0 A0-30 G20-0]

 元修斗元環太平洋フェザー級王者の高橋は、ONE Championshipで2020年11月にユン・チャンミンに2R TKO勝ちでONE戦績を2勝1敗とするも、その後タン・カイにTKO負け。アミール・カーンとオ・ホテクにもスプリット判定で敗れ3連敗。日本に戦場を移したクリスマスのPANCRASEでは、キム・サンウォン戦で出血。負傷判定ドローから、試合後にサンウォンのTKO勝ちに裁定が変更されている。35歳、地元で復活なるか。




 久保は、初代K-1 WORLD GPウェルター級王者で、GLORYフェザー級2013世界王者。プロMMA3勝1敗で、2021年9月のRIZINで太田忍に判定負け後、シバター戦の騒動を経て、2022年11月に奥田啓介に1R TKO勝ち。2023年6月に木下カラテにスプリット判定勝ち。大晦日にMMAデビュー戦の安保瑠輝也を1R リアネイキドチョークで極めてMMA3連勝をマークしている。36歳。



 1R、
サウスポー構えの久保。高橋はオーソドックス構え。先に右ミドルは久保。高橋の左カーフは久保がかわす。インローの高橋。高橋の右の蹴りを掴んで左を入れる久保。しかし、高橋は左ローから右ストレートから左を当てて久保を下がらせる。



 右インローで久保の足を流す高橋。さらに組みを狙いながら右を当てる。前手の突いて右を狙う高橋に、久保も右を突いて左を当てる。



 右カーフを狙う高橋。久保は右ジャブ、左三日月蹴り。しかし金網に詰めてダブルレッグテイクダウンは高橋。左でオーバーフックする久保に、拍子木で体を離した高橋は右の蹴りを下の久保の足に蹴る。




 2R、
高橋の右の蹴りを掴んで右を突く久保。左の前蹴りも腹に。高橋はインロー。アップライトの久保はそれを外受けすると、久保も“痛めただろう?”とばかりに笑う。ワンツーの左を刺す久保に高橋は右ついて組みもそれをヒザを突いて突き放す久保。




 圧力をかけ始めた久保。高橋との前手争いから左の蹴りを腹に突く。高橋は右の蹴りが減る。間合いを巧みに作り左の蹴りを上下に突く久保! 腹、カーフ、左ハイと散らせる。右を振る高橋にカウンターのヒザを突き刺す。



 3R、
左前手を突く高橋に、プッシュして突き放す久保。右前手争いのなかで左ミドル。




 しかし右オーバーハンドの高橋! 久保はその入りに右ジャブ、首相撲ヒザ。高橋は組んでのクリンチボクシングも、ヒザを巧みに突く久保は高橋を突き放す。高橋の左前手をかわし右前手を狙う久保。高橋の組みを顔を押してフレームを作ってヒザで迎撃する。



「前出るぞ」のセコンドの声に、圧力をかける久保。そこで組んだ高橋はスタンドバックから崩しに。しかし倒れず背後に右ヒジを突く久保。ゴング。判定は2-1に割れ、久保が勝利。セコンドの上田貴央と熱いハグをかわした。

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