▼オープニングファイト3 キックボクシングルール 53kg 3分3R
×野田 蒼(月心会チーム侍)=53.0kg
[2R 1分35秒 KO]※左フック
〇上村雄音(BKジム)=52.95kg
野田は幼少期から関西のアマチュア大会で活躍し、高校1年生でK-1アマチュア全日本大会で優勝、K-1甲子園2020 -55kg王者にもなった若きテクニシャン。2021年5月のK-1横浜武道館大会で行われた「K-1バンタム級日本最強決定トーナメント」に参戦し、Krush王者・壬生狼一輝とスプリット判定にもつれ込む激闘を見せた。
2022年3月の再起戦では松谷桐から合計3度のダウンを奪って大差の判定勝ち。2022年7月にはKrushバンタム級タイトルに挑戦もしている。12月のK-1大阪大会では「初代K-1バンタム級王座決定トーナメント」のリザーブファイトでTKO勝ち。直近の試合は2023年10月に鬼山桃太朗にKO負けを喫した。戦績は6勝(1KO)5敗1分。当初は2月の『BreakingDown 11』に出場が決まっていたが、対戦相手の欠場でRIZIN出場となった。
上村は空手出身、DEEP☆KICKの-53kg級3位。DEEP☆KICKのタイトル挑戦経験もある。戦績は5勝2敗1無効試合。
1R、上村はサウスポー。前に出て行く上村の左ストレートをしっかりダッキングでかわす野田。上村が左ストレートからの連打を繰り出し、野田はクリンチ。ケージ際でケージを背にして戦う場面が多い野田は上村の右フックを被弾、野田は左右フックを空振り。前に出て当てていったのは上村だ。
2R、リズムにのる上村はジャブを伸ばし、右フックに変化する。さらにケージへ追い詰めての右ストレート。野田も右ストレートを返すが、すぐに上村が左フック。上村の左ストレートに腰が落ちる野田。さらに連打で畳みかける上村が右フックでダウンを奪う。ケージを背にして右ストレートを打つ野田だが、上村がパンチをまとめて最後は左フックで野田が沈みかけ、レフェリーがストップした。