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レポート

【RIZIN】サトシが中村K太郎に右ハイでダウン奪いTKO勝ち、フェザー級転向の武田光司が萩原京平をドミネート、井上直樹が佐藤将光に判定勝ち、RENAがシン・ユリに勝利、柴田MONKEYがアーセンにヒザ十字極める、金太郎が4連敗から再起、久保が元ONE高橋に競り勝つ、ブアカーオが木村ミノルをKO!

2024/03/23 12:03

▼第7試合 RIZINフライ級(57.0kg)5分3R
〇柴田“MONKEY”有哉(Team KIZUNA)=56.65kg
[1R 1分45秒 ヒザ十字]
×山本アーセン(KRAZY BEE/SPIKE22)=56.7kg




 アーセンは、母が山本美憂で叔父が山本“KID”徳郁というサラブレッドで、2013年世界カデット選手権レスリング・グレコローマン69kg級優勝。MMAは4勝6敗。2023年5月に約3年ぶりに復帰し、伊藤裕樹に判定勝ち後、9月の前戦で福田龍彌に3R、カットによるドクターストップでTKO負けを喫した。約半年ぶりの再起戦。27歳。



 柴田は、元DEEPフライ級コンテンダー。MMA18勝7敗で、2022年4月に地元・大阪で1年10カ月ぶりに復帰。渋谷カズキを三角絞めで極めたものの、痛めていた右ヒジ靭帯手術のため、DEEPフライ級GPには出場せず。2022年12月に8カ月ぶりの復帰戦で杉山廣平を2R、三角絞めで極めている。地元での1年3カ月ぶりの復帰戦で3連勝なるか。31歳。




 1R、
サウスポーでしっかり構える山本が前に。オーソの柴田は右のオーバーハンド、左前手を伸ばす。左で飛び込む山本。さらに柴田の右の入りにその場跳びのヒザ蹴りも狙う。



 そこで距離が近づき組んだ山本が左のヒザ蹴りを腹に。柴田をケージに詰めると背中を譲った柴田は、ビクトル投げのように半身から前転して山本の左足に深く両足で三角に組んでアンクルホールド狙い。山本を前に振ると、足首を狙われないように山本が足首を伸ばしたところにヒザ十字へ。ヒザが伸び、山本がタップした。



 一本勝ちした柴田は、「プロ2連敗したときに道路に跳び込もうと思って……。今日ここでこいう勝ち方をしたのは僕の価値なんで、また僕をここRIZINに連れてきてください。あのとき飛び込んでたら子供に会えなかった。ここに呼んでいいですか」と涙で語り、愛息とともに記念撮影に収まった。

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