▼第11試合 RIZINフェザー級(66.0kg)5分3R
〇武田光司(BRAVE)=65.95kg
[判定3-0]
×萩原京平(SMOKER GYM)=66.0kg
レフェリー:福田正人
ジャッジ:
松宮智生
赤・武田[D0-0 A0-0 G20-0 /青・▲20]
橋本 貴
赤・武田[D0-0 A0-0 G20-0 /青・▲20]
石川喬也
赤・武田[D0-0 A0-0 G20-0 /青・▲20]
※1R、青・萩原、相手選手へのローブローの反則行為に対し、イエローカード(減点20)
ライト級からフェザー級転向初戦となる武田は、ガジ・ラバダノフ、ルイス・グスタボ、トフィック・ムサエフという強豪相手に3連敗。アゼルバイジャン大会後に、フェザー級転向を表明し、萩原を相手に指名していた。
対する萩原は、2023年4月にカイル・アグォンを破り3連敗から脱出したものの、9月に元フェザー級王者の牛久絢太郎に判定負け。再起を懸けて、大晦日決戦に向かうフアン・アーチュレッタと米国で合宿も行っている。今回はアーチュレッタがセコンドについた。
1R、先に中央を取るのは萩原。サウスポー構えの武田は距離を取って左右にステップ。左の飛び込みを見せるが、萩原はかわす。
右前手のフェイントを見せる武田。萩原は圧力をかけて右ストレートを狙うと、武田は距離でかわしてサークリング。
右の後ろ蹴りは萩原。武田は左右で詰めて右で差すとクラッチ。武田は左ヒザ。そこに金網背にした萩原は右ヒザ。ローブローとなり、悶絶して倒れる武田。中断。
インターバルから立ち上がる武田は自らを鼓舞するように両手を合わせて叩いて続行。萩原にイエローカード(20パーセント減点)が出させる。
組み直して左で差して脇を潜る武田に、正対した萩原。再びスタンドバックにつく武田だが、萩原は崩されずゴング。
😳
— RIZIN FF English (@rizin_English) March 23, 2024
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2R、ヒザ蹴りをボディに突く萩原に、詰めて四つからクラッチする武田だがブレーク。なおも詰めてシングルレッグに入る武田。
右で差して左でパンチも、離れる萩原。右ストレートを当てるが、すぐにダブルレッグテイクダウンは武田! すぐに立つ萩原にスタンドバックにつく武田。送り手をコントロールする武田に萩原は手首を抜いて正対を狙うが、スタンドバックから崩してコントロールを続ける武田。片ヒザ立ちの萩原にバックからヒザ。そして離れ際に右ハイを打ち込みゴング。
3R、詰めて右で差す武田に、小手に巻く萩原だが、それを潜って早々にスタンドバックにつく武田。クラッチをし続けて、萩原を崩すと、背後からヒザをボディ、顔面に突く。バックに両足はかけない武田は、スタンドバックからコントロールしてリフトして引きずり込む武田。正対狙う萩原にバックからリアネイキドチョークを狙う武田。立ち上がる萩原に武田が押し込みブレーク。
スタンド。すぐに詰めてシングルレッグの武田に払い腰を合わせて投げる萩原だが、前転させされながらも際でがぶりの武田がまたもコントロール。クラッチする武田は最後まで萩原をコントロールして判定3-0で勝利した。
試合後、武田は「応援ありがとうございました。今日もクソみたいな試合をしてすみません。今日は、チンコが痛いな……」と語り、セコンドの宮田和幸、中村倫也、中村京一郎と記念撮影に収まった。