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【RIZIN】サトシが中村K太郎に右ハイでダウン奪いTKO勝ち、フェザー級転向の武田光司が萩原京平をドミネート、井上直樹が佐藤将光に判定勝ち、RENAがシン・ユリに勝利、柴田MONKEYがアーセンにヒザ十字極める、金太郎が4連敗から再起、久保が元ONE高橋に競り勝つ、ブアカーオが木村ミノルをKO!

2024/03/23 12:03

▼第1試合 フライ級(57.0kg)→61kg契約 5分3R
〇中村優作(TEAM FAUST)=56.95kg
[判定3-0]

×アルマン・アシモフ(カザフスタン)=59.40kg(※2.4kg体重超過→減点50%)

レフェリー:豊永 稔
ジャッジ:
松宮智生
赤・中村[D0-0 A0-0 G20-0 /青・▲50]
橋本 貴
赤・中村[D0-0 A0-0 G20-0 /青・▲50]
石川喬也
赤・中村[D0-0 A0-30 G20-0 /青・▲50]
※青・アシモフが規定体重超過によりレッドカード(減点50)を与えた状態で試合開始

 中村は3歳から日本拳法を始め、中学の時に全国優勝。2008年からMMAを始め、2010年1月のDEEPでプロデビュー。2016年にはWSOF GCでローレンス・ディグリを破り初代フライ級王者に輝く。RIZINには2018年5月から参戦し、那須川天心とのキックルールでTKO負け。その後はMMAで勝ち負けを繰り返し、一時は泥沼の3連敗を喫したが、2022年11月に征矢貴から判定勝利。2023年4月のメイマン・マメドフ戦では秒殺KO負けも、10月のヒロヤ戦では熱闘の末に判定勝ちした。MMA戦績は18勝10敗1分。



 アシモフは14歳からボクシングのトレーニングを始め、キックボクシングや柔術を経験した後にカザフスタンのジェクぺ・ジェクという格闘技に転向。そのジェクペ・ジェクでは何度もチャンピオンに輝いている。アマチュアでは175勝5敗という驚異の戦績を誇り、2014年11月もMMAプロデビュー。2016年5月のAlash Pride FCフライ級GPでは準優勝。M-1 Challengeで2018年2月、暫定王座決定戦で王座戴冠となった。戦績は12勝3敗1分。2022年12月にはボクシングにも挑戦している。



 アシモフが体重超過で61kg契約マッチに。アシモフにレッドカード(50%減点)からスタート。



 1R、
ともにオーソドックス構え。先に圧力をかけるアシモフ。ワンツーの右で飛び込み、かわす中村は一瞬尻もちもすぐに立つ。アシモフの右に右を合わせに行く中村。前に出てきたアシモフにダブルレッグで組みに。



 金網に押し込み両差しも膠着でブレーク。アシモフの右に頭を傾けて右を合わせに行く中村。互いに頭には当たらず。ワンツーをかわす中村。右ハイもかわす飛び込みに左回りで右カーフ。右ボディストレートの中村。アシモフの右ハイをかわしてゴング。



 2R、
金網に詰めるアシモフ。中村の左インロー、右ローに合わせて右ストレート! 頭をずらしている中村だがかすめる。右オーバーハンドのアシモフ。ワンツーで飛び込むアシモフは左で差して組みもともに細かいパンチでブレーク。




 左ジャブの刺しあい。ともに大きな右を見せると、アシモフは後ろ蹴りも。かわす中村。圧力をかけるアシモフ。中村は左ロー。アシモフの左右をかわしてサークリング。右の後ろ蹴りを左にかわす。



 3R、
右カーフの中村。さらにワンツーの右で飛び込むが、かわす中村。右ローの中村。アシモフの右上段の後ろ廻し蹴りをブロックしてバランスを崩したアシモフに、片足をさばいてハーフに。頭を抱えるだけのアシモフにマウントも奪うが、アシモフはケージ際で右足を金網に支点にブリッジで立ち上がり。



 すぐに詰める中村が右で差して押し込むがブレーク。左ミドルを当てる中村。ワンツーのアシモフをさばいて組んで離れる中村。ゴング。減点もあったアシモフとの判定は3-0で中村が勝利。ヒロヤ戦に続く、初のRIZIN2連勝を地元で飾った。

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