▼第2試合 DEEPバンタム級 5分2R
×力也(FIGHT FARM)61.6kg
[1R 4分58秒 TKO] ※パウンド
〇小崎 連(リバーサルジム久喜 WINGS)61.55kg
力也は、日体大レスリング部出身。グレコローマン60kg級で全日本学生選手権を2012年と2013年の2度制している。2021年に上位陣相手に1勝3敗と苦しんだものの、2022年から4連勝。林健太、三好真大、海飛、渡部修斗を相手に2KO・TKO、2つの一本勝ちとすべて1Rフィニッシュ勝利している。
海飛には首投げからのVクロス、2月の渡部戦では右フックからのパウンドで27秒KOと、仕掛けは強引なところはあるものの、決定力を持つ。しかし、2023年5月のDEEPで前バンタム級暫定王者のCOROと対戦し、1Rに三角絞めを極められ一本負け。7月は窪田泰斗にキウラロックで敗れ、9月は木下尚祐に判定負けと連敗も、11月に谷岡祐樹に1R TKO勝ちで再起を遂げた。
小崎連は11月のKROSS×OVERで山本惇を完全決着をつけるべく、再戦が組まれていたが、山本が足の指を脱臼により欠場。代わりにウズベキスタン共和国出身でIMMAFでも経験を積み、アマチュアチャンピオンにも輝いたコミルジョノフ・ムハマド・アボスと対戦。1Rに左フックでTKO勝ちしている。
小崎「名勝負製造機といわれる力也選手と僕が作り出す名勝負に期待してください」
力也「明日は一番熱い試合をして勝ちます」
1R、サウスポー構えの力也が右ロー、ダブルレッグテイクダウン。小崎の立ち際にスタンドバックに回ると、持ち上げリフトも、すぐに立ち上がる小崎。もう一度崩す力也に手を着いたところで小崎のバックに。シングルバックの力也に正対する小崎は右ヒジ!
ハーフから押さえ込む小崎に、背中を着かされた力也はフックガードに戻して蹴り上げから立とうとするが、すぐについていき立たせない小崎。ヒジを打ち込み押さえ込むもブレーク。
スタンド、力也の右に右ストレートを当ててダウンを奪う小崎は、パウンドラッシュ! 力也が立ち上がったところに左右を打ち込み、最後は右でレフェリーが間に入った。
小崎は「ナンバーシリーズ本戦出場嬉しいです。次に繋がる試合になったと思います。いまDEEP欠場でいろいろあったと思いますが、僕の試合で火がついたんじゃないでしょうか」と語った。