▼第4試合 DEEPライト級 5分2R
×川名“TENCHO”雄生(Y&K MMA ACADEMY)70.55kg
[判定0-3] ※18-20×3
〇倉本大悟(JAPAN TOP TEAM)70.8kg
川名は、2023年の野村駿太戦、江藤公洋戦、イーブーゲラ戦と悪夢の3連敗もイーブーゲラにはスプリット判定と内容を上げ、2023年12月に小金翔に判定勝ちで13カ月ぶりの白星を掴んだ。32歳。
対するJTTの倉本は、2023年に3連勝。2021年のBreakingDownでにっけん君にKO勝利後、2022年のフューチャーキングトーナメント・ウェルター級で準優勝し、2023年3月に前田啓伍に判定勝ち。その後、涌井忍、井上竜旗をいずれも1R KOに下している。29歳。
思い切りのいい打撃で前戦では16秒KOの倉本を、ベテランの川名は立ち合いでさばいて、得意の組みで上回れるか。
倉本「元修斗王者で強い相手だと思うのでしっかり勝ってステップアップします」
川名「自分のやれることをやれるだけやってるという感じですね。応援よろしくお願いします」
1R、ともにオーソドックス構え。右ジャブ、左ローをつく川名、倉本もジャブ、左ミドルもそこに右を合わせる川名。倉本は右ローで川名のバランスを崩すと、川名は組みに。左で差して押し込みヒザも、体を入れ替える倉本。突き放す川名。
互いに右ロー。さらに右スーパーマンパンチを狙う川名。倉本のヒザがローブローとなり中断。立ち上がる川名。再開。
左フックを振る倉本は右ロー。川名も左ロー。さらに左ジャブ。倉本の打ち終わりを突く川名。倉本は左ミドル。川名もミドルを蹴り返す。ゴング。
2R、細かいステップで頭を振り的を絞らせない川名。倉本の右ローに、川名は左ミドル。倉本の右をかわす川名。右ローに川名のバランスが崩れる。しかし川名は右をかわして右ボディストレートを突いてボディロックで崩しに。すぐに立ち上がる倉本が突き放すと右を打つ。
さらに右カーフの倉本。スーパーマンパンチはかわした川名は左を返すと、倉本の左に右をかぶせていく。さらに倉本のカーフに左右を突いてシングルレッグに入る川名。押し込み左を打つが、そこで体を入れ替えて離れる倉本。
右ボディストレートの川名に、左ジャブ、右ローの倉本。川名が左フック、左の蹴りに、倉本が左ミドルを蹴り返してゴング。
判定は3-0(20-18×3)のフルマークでJTTの倉本が格上の川名を下す金星で、4連勝をマークした。