▼第14試合 KROSS×OVER MMA バンタム級(-61.2kg)5分3R
〇小崎 連(リバーサルジム久喜WINGS/DEEPフューチャーキングトーナメント2021優勝)
[1R 3分32秒 TKO] ※左フック
×コミルジョノフ・ムハマド・アボス(ウズベキスタン共和国/パンサー クラブ・アンディジャン)Komiljonov Muhammad abbos
本来、一度ドローとなった小崎連と山本惇が完全決着をつけるべく、本興行内で再戦が組まれていたが、山本が足の指を脱臼により欠場。代わりにウズベキスタン共和国出身でIMMAFでも経験を積み、アマチュアチャンピオンにも輝いたコミルジョノフ・ムハマド・アボスが代打出場した。危険なフィジカルモンスター相手に小崎はどう対峙するか。
急遽決定したKROSS×OVER MMA国際戦となるが、バチバチの激しい試合展開が予想される。
1R、カーフキックから入る小崎にパンチを合わせるのはコミルジョノフ。ガードを上げ攻撃を出してこないコミルジョノフに小崎はフェイントを混ぜながら様子を見る。残り時間半分、急に距離が縮まったところで、互いの強振したパンチの連打が交錯する。
しかし小崎のパンチで鼻から出血したコミルジョノフが嫌そうな表情を見せると、これで距離感を掴んだ小崎は中間距離から右ストレートを的確に当て、打ち返そうとしたコミルジョノフに左フックを合わせる。
この一撃で後方に倒れたコミルジョノフのダメージを見て、レフリーが試合を止めた。スクランブル参戦のコミルジョノフが相手ながら、小崎は国際戦で見事TKO勝ち。