キックボクシング
レポート

【KNOCK OUT】ヒジ打ち一閃デンサヤームがリオスを大流血に追い込みTKO勝ち、39歳・津崎善郎が暫定王者に、チュームーシーフーが久井大夢との激闘を制して王者・龍聖に挑戦宣言、健太が良太郎に判定勝ち、K-1グループからの刺客・小田尋久が中島に勝利、大谷翔司は相手が戦闘不能で不完全燃焼のTKO勝ち

2024/02/25 18:02

▼第2試合 KNOCK OUT-BLACK スーパーフライ級 3分3R延長1R
○柿﨑 瑠(クロスポイント大泉)
KO 2R 2分59秒 ※3ノックダウン
×タネヨシキ(=タネとヨシキの間にハートマーク/直心会)


 前日計量で柿崎は100グラムオーバー。そのため減点1、柿崎が6オンスとタネが8オンスのグローブハンデに。


 1R、両者きびきびした動きからローを蹴るが、サウスポーのタネの蹴りがローブローとなって第1試合を彷彿とさせ場内にどよめきが起こる。両者組む場面が多いが、柿崎は首相撲でタネを鮮やかにコカす。タネは左三日月とヒザでボディを狙い、柿崎も右三日月を突き刺す。タネが左ストレートを伸ばすと柿崎は左ハイを合わせる。


 2R、右の三日月を刺す柿崎にタネは左ハイを返す。柿崎は右フックを狙うがタネはしっかりガード。タネが振りかぶったところへ柿崎がワンツーを打ち抜き、ダウンを奪う。立ち上がったタネは捨て身の打ち合いに行くが、柿崎は唐牛がるとタネを投げる。さらに打ち合いに行ったところで柿崎が右ストレートでダウンを追加。


 最後は打ち合いに行ったタネがバランスを崩して柿崎に抱き着いたところでバッティングとなり、タネが両膝をマットについたところに柿崎が左フックを入れ、これがダウンとみなされて体重超過した柿崎のKO勝ちとなった。


 柿崎はマイクを持つと「計量オーバーして申し訳ございませんでした。試合を受けてくれたタネ選手、ジムの会長ありがとうございました。次からはオーバーしないようにやっていきます」と謝罪した。

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