▼第3試合 KNOCK OUT-BLACK -63kg契約 3分3R延長1R
○大谷翔司(スクランブル渋谷/元JAPAN KICKBOXING INNOVATIONライト級王者)
TKO 1R終了時 ※セコンドからのタオル投入
×キム・ウスン(韓国/仁川MOOVI GYM/2023年K-COMBAT アジアトーナメント優勝)
大谷は陸上自衛隊徒手格闘部隊出身。2016年にデビューし、2020年8月にJAPAN KICKBOXING INNOVATIONライト級王座に就いた。12月にはKNOCK OUT-BLACKライト級王者バズーカ巧樹に勝利も、2021年5月のタイトルマッチでの再戦では判定負け。2022年4月には『RIZIN TRIGGER 3rd』で初回KO勝ちも、7月には梅野源治に3RでTKO負け。12月には庄司啓馬にKO勝ちで再起を果たすと2023年4月に力斗にKO勝ち。6月はKrushに乗り込んで児玉兼慎から判定勝ちしたが、9月のKNOCK OUT-BLACKライト級王座決定戦で久井大夢に敗れた。12月には再びKrushで大沢文也に延長戦の末に勝利した。戦績は19勝(10KO)9敗3分。
ウスンはイ・ソンヒョン、チャンヒョン・リーを育てた仁川ムビジム・キム会長の息子。13戦全勝の戦績で2019年7月にWPMF王者の長谷川健をKO、11月にRISEに初来日すると竹内皇貴に判定勝ちしている。2018年MKF YOUTH -63kg王者、2023年K-COMBATアジアトーナメント優勝。戦績は20勝(12KO)1敗1分。
1R、前に出る大谷が右クロス、左インローを決めるとウスンも前へ出てきてパワフルなフックを叩きつける。右ローの蹴り合い、大谷はジャブを出して前に出ると右カーフ、右ストレート。ウスンは左フックを打つ。
2Rが始まる前、ウスンが右目の異常を訴えてセコンドからタオル投入。大谷が不完全燃焼のTKO勝ちとなった。
大谷はマイクを持つと「ちょっと不完全燃焼と言うか、残念ですが韓国からわざわざ仕上げてきてくれてありがとうございました。蹴りもパンチも今までで一番くらい強くてびっくりしました。1Rで終わってしまいましたが、どっちにしろ2か3には終わってたと思います。1Rを見ても僕の成長が見てもらえたと思うので、僕がKNOCK OUTを背負う選手になります」とアピールした。