▼第8試合 63kg契約 3分3R
○イサンヌア・チョーパンセン(タイ)
[判定3-0] ※30-27×3
×永澤サムエル聖光(ビクトリージム)
永澤は新日本キックボクシング協会で日本ライト級1位まで昇りつめ、トップランカーとして活躍。ジャパンキック旗揚げ後は2020年1月大会で興之介を右フックでマットに沈めて第2代ライト級王座に就き、9月にはNJKFで鈴木翔也からダウンを奪っての判定勝ちでWBCムエタイ日本統一バンタム級王座も獲得。2022年7月にWMOインターナショナル王座決定戦をコンデートと争い、判定勝ちで三冠王となった。2023年11月にはボム・ピンサヤームとドローとなっている。
イサンヌアは「true4uのメインイベンターでめちゃくちゃ強い。パンチでの倒し合いになるでしょう」(中川代表)という強豪。
1R、イサンヌアは開始と同時にどんどん前へ出てきて右ロー、右フック、そしてヒジ。永澤は下がらされるがヒットは許さない。右フック、ヒジ、左ミドルと前へ出るイサンヌアに永澤は左ボディで迎え撃つ。イサンヌアは“前へ出て来いよ”と手招き。永澤は前へ出るイサンヌアに左ボディを狙い撃ち。顔面へのパンチを見せておき、左ボディを打つ永澤は右ローも蹴る。イサンヌアは左ミドル。OPスコアは10-9×3。
2Rも前に出るのはイサンヌアで左ミドルを蹴って右ヒジを振り下ろす。ワンツーをもらう永澤は手数が少なく、イサンヌアの攻撃が目立つ。永澤はイサンヌアの攻め疲れを待っていたのか、防御一辺倒から転じて左ボディを打つが、イサンヌアはヒジ、右フック、左ミドルと攻撃の姿勢を貫く。永澤の左右フックがヒットするもイサンヌアは退かずに前へ出る。OPスコアは10-9×3でまたもイサンヌア。
3Rも前蹴りから出ていくイサンヌアが首相撲からのヒザ。永澤のパンチを前蹴りで防ぎ、左ミドルを蹴る。前に出る永澤を前蹴りで突き放すイサンヌア。永澤は左ボディを打つが、ヒジと右ストレートを警戒しているのか単発に終わる。そこへイサンヌアの右ストレート。流し気味になったイサンヌアに左ボディを打つ永澤だがワンツーは空振りに終わり、試合終了と同時にイサンヌアはガッツポーズ。