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レポート

【Krush】篠塚辰樹が判定勝ちで、悠斗が戦慄の秒殺KOで元ボクサー2人が王座奪取。稲垣澪がダウン応酬の激戦に辛勝、大久保琉唯が復活勝利、池内紀子と麻央が決勝へ進出

2023/10/21 18:10

▼第4試合 Krushスーパー・フェザー級 3分3R延長1R
〇山本直樹(K-1ジム五反田チームキングス)
KO 2R 2分48秒 ※左フック
×松本和樹(T-GYM)
※松本が計量をパス出来なかったため減点2、グローブハンデ(松本10オンス、山本8オンス)、ファイトマネーから30%減額。


 1R、気合いが見えるサウスポーの松本は右カーフから左右のストレートで前へ出る。山本も打ち合うが、松本がジャブに左ストレートを合わせてダウンを奪う。ダメージが深い様子の山本に松本が左右フックとヒザで襲い掛かり、ヒザから左右ボディ、右カーフ。松本の左ストレートに下がる山本だが、左へ回り込みながらジャブを突く。動きが鈍ってきた松本に山本の右三日月、右インロー、左ローも決まるが、松本は前へ出て右カーフと左ストレートで攻める。


 2R、細かくパンチを当てていく山本に松本は前へ出ての左ストレート、左インロー。山本は右ボディで必死の反撃。疲れが見える松本だがそれでも前へ出て右フック。しかし、山本の右フックをもらって大きく後退し、そこへ山本がヒザを突き上げての左フックで松本がダウン。松本は頭部から出血し、大の字となって山本の逆転KO勝ちとなった。


 山本はマイクを持つと「相手が計量オーバーしたってことで、そういう選手が上に行ってはいけないと思うので気持ちで潰しました。それも皆さんの応援があるおかげなので力になります。自分は王者になるために日々頑張っているのでこれからも温かい応援していただければと思います」と語った。

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