▼第9試合 フェザー級(66kg)5分3R
〇牛久絢太郎(K-Clann/ATT)
[判定3-0]
×萩原京平(SMOKER GYM)
第9試合のセミでは、メインと同じくフェザー級で、牛久絢太郎(アメリカントップチーム)vs.萩原京平(SMORKER GYM)が組まれた。
クレベル・コイケ、朝倉未来に敗れ、2連敗中の牛久は米国フロリダで堀口恭司と合流。「ATT」に所属を変え、米国から参戦となる。
対する萩原は、弥益ドミネーター聡志、クレベル・コイケ、鈴木千裕相手に3連敗も、2023年4月の前戦でカイル・アグォンを相手に組みの進化を見せる判定勝ちで再起。グラップリングベースの牛久越えを果たしてフェザー級上位陣入りを狙う。
1R、サウスポー構えの牛久、オーソドックス構えの萩原。左フックをガード上に当てる萩原は先に圧力をかける。
牛久はニータップでドライブするが、ロープの反動のまま立つ萩原は脇を差し、離れる。
左右フックで前に出る萩原にガード固める牛久。萩原は右から左アッパー。コーナー背に組む牛久は右オーバーハンド。頭が当たって牛久が左目尻から出血。
左テンカオから飛び込む萩原は右ローも。サークリングする牛久はそのヒザの入りに左フックを狙う。右ハイの萩原。
ブロッキングの牛久はワンツーの左フック! ブロック上にもらいバランスを崩す萩原だが、再び圧力をかけ直すと、胴廻し回転蹴り。下の萩原にサッカーキックの動きを見せる。
2R、左を振ってからシングルレッグから上体まで押さえ込んだ牛久。萩原の立ち際にバックテイク。スタンドバックから右足をかけて両足をかけてから左足の小外がけに。しかし手首が空いた萩原は正対して離れる。詰める萩原に回る牛久は、左で差して組んで尻もちを着かせて、上体を寝かせてパウンド! 上からヒジを落として、萩原が背中を見せたところにバックを狙う。
3R、早々にシングル、ダブルレッグテイクダウンを奪う牛久。そのままマウントを奪うとパウンドに背中を見せた萩原にリアネイキドチョーク狙いへ。萩原は牛久を背負ったまま立ち上がり。背後から胴を4の字ロックの牛久は、右腕を喉下にリアネイキドチョーク狙い。チョークは外すと、牛久は左腕を喉下に切り替えて絞めへ。コーナー背に萩原は牛久も背負い絞めを凌ぐとゴングに、牛久はスタンドバックから着地した。
試合後、牛久は「環境変えての一発目の試合でとりあえず勝てて良かったです。皆さん、僕が階級を変える、と言ったら盛り上がりますかね。まだまだATTこれくらのもんじゃないので、よろしくお願いします」とマイクで語った。
A dominant grappling display from start to finish for the former champion Juntaro Ushiku!
— RIZIN FF English (@rizin_English) September 24, 2023
[ #RIZIN44 | @FiteTV PPV https://t.co/eEpfmslhPp] pic.twitter.com/JUQItSXABW