▼第6試合 Krushスーパー・ライト級 3分3R延長1R
×近藤魁成(TEAM3K/K-1甲子園2017・2018 -65kg王者)
KO 1R 2分11秒 ※右カーフキック
〇FUMIYA(E x F)
近藤は幼少期より空手を学び、難病を克服して2017年に高校1年生でK-1甲子園を制覇。2018年3月にプロデビューを飾り、2018年K-1甲子園を連覇。2019年5月、木村“フィリップ”ミノルのKrushウェルター級王座に挑戦し、KO負けで初黒星を付けられたが、ヒザ蹴りでダウンを先制してあわやの場面を作り出した。2020年8月には「第7代Krushウェルター級王座決定トーナメント」に出場するも決勝でアクシデントによりTKO負けを喫し、またも王座に手が届かなかった。2022年8月、スーパー・ライト級に転向するが鈴木勇人にKO負け。2023年3月にヴィトー・トファネリに勝利して再起を果たした。戦績は8勝(5KO)4敗1分。
FUMIYAは水泳でジュニアオリンピックに出場し、陸上でも関東大会出場を果たしたフィジカルエリート。2021年8月29日の『Bigbang』で第7代Krushウェルター級王者・山際和希との再戦を初回KOで返り討ちにしたが、9月の「K-1 WORLD GP第2代ウェルター級王座決定トーナメント」では1回戦で野杁正明にKO負け。2022年1月のBigbangでも小川健晴にKO負けを喫したが、7月の佑悟戦でKOで再起。2023年4月の佑悟とのリマッチではバックハンドブローでKOも、有効箇所ではない部分が当たっていたため反則負けとなった。戦績は10勝(10KO)12敗。
1R、FUMIYAは右カーフを狙い撃ち。近藤は前蹴りを多用する。しばらくその攻防が続き、FUMIYAが右カーフを蹴ると足を上げた近藤だったが、そのままダウン。カウント9でギリギリ立ったが、そこで10が入ってカウントアウトとなった。
秒殺KOで近藤越えを果たしたFUMIYAは「数日前にひいおじいちゃんが亡くなっちゃって。正直、凄く仲が良かったので辛いものがあったんですけれど、まだ火葬してないので見てますか? 近藤選手凄く強い選手ですが、もっと強い選手オファーお願いします」とアピールした。