▼第7試合 ミドル級 3分3R
〇マイケル・ボアペア(ガーナ/同級1位)=84.3kg
[判定5-0] ※29-28、30-27×4
×セルゲイ・ブラウン(ドイツ/同級3位)=84.5kg
ボアペアはRINGS Holland Fighting Networkが主催する『Rings Gala』を主戦場とし、2022年3月には『Rings Fighting Network 2022』にてRINGSミドル級タイトルマッチを経験(ケビン・ヴァン・ヘッケレンに判定負け)。2022年8月からGLORYに参戦するも、2戦目でセルゲイ・ブラウンに判定負け。2023年3月には当時ミドル級3位のエルトゥールル・バイラックを判定で破り、6月にはウルリック・ボケメにTKO勝ちで連勝。戦績は15勝(7KO)3敗1分。普段は棺桶作りの職人。
ブラウンは2013年6月に来日経験があり、オープンフィンガーグローブ着用で顔面打撃ありの極真館2013全日本ウェイト制空手道選手権大会にて-89kg級で準優勝を飾っている。極真空手三段。WKU(World Kyokushin Union)の世界選手権では2度優勝の実績を持つ空手家。2022年10月の『COLLISION4』でマイケル・ボアペアを破ってGLORYデビューを飾ったが、2023年2月にはセルカン・オズカグライヤンにTKO負け。戦績は43勝(12KO)27敗。
1R、ボアペアのワンツーにブラウンはジャブと左ミドルで応戦。ボアペアは右ハイキック、左ヒザ、右ローと多彩な攻撃。ブラウンは右ローを蹴られながらも右ストレートを返し、後ろ蹴りも繰り出す。ボアペアは右ローに狙いを絞ったか、前蹴りやジャブ、右アッパーを出しながら蹴っていく。その右ローに大きくバランス崩すブラウン。
2R、ブラウンが後ろ廻し蹴りを放つとボアペアは右ローで軸足を蹴る。ブラウンは右ローを蹴りつつ右ミドル、左ボディ。ボアペアはジャブを突き、右アッパーやヒザを突き上げる。ボアペアは右ボディから右アッパー、ブラウンも左右連打を返す。ボアペアが前に出て攻めれば、ブラウンが押し返すという展開に。
3R、至近距離でショートのパンチを打ち合う両者。ブラウンは左ミドル、ボアペアは前蹴りを出す。互いにパンチをブロックして返す。ボアペアは右ボディからの右アッパー、右フック。ブラウンも左右フックを返していくが、ボアペアは気合いの声を発しながら左右フックを回転させてヒザを突き刺す。ボアペアが飛びヒザからの左ストレート、ブラウンも左右ボディを返して試合終了。