▼第5試合 DEEP バンタム級 5分2R
×力也(KING OF LIBLTY)61.55kg
[1R 3分27秒 キムラロック]
〇窪田泰斗(FourRhombus)61.6kg
力也は、日体大レスリング部出身。グレコローマン60kg級で全日本学生選手権を2012年と2013年の2度制している。2021年に上位陣相手に1勝3敗と苦しんだものの、2022年から4連勝。林健太、三好真大、海飛、渡部修斗を相手に2KO・TKO、2つの一本勝ちとすべて1Rフィニッシュ勝利している。
海飛には首投げからのVクロス、2月の渡部戦では右フックからのパウンドで27秒KOと、仕掛けは強引なところはあるものの、決定力を持つ。しかし、2023年5月のDEEPで前バンタム級暫定王者のCOROと対戦し、1Rに三角絞めを極められ一本負け。今回が再起戦となる。MMA7勝7敗。
対する窪田は、MMA11勝5敗。2016年4月から2017年7月までに怒涛の7連勝をマークも、北田俊亮、オーロラユーキ、横山恭典、鈴木琢仁に敗れてコロナ禍のなか2年間のブランクを作る。2022年12月に復帰し、木下尚祐に判定勝ち。2023年3月の前戦では体重超過で-2Pスタートの海飛の打撃に苦しみながらも組みで上回りスプリット判定勝ち、2連勝をマークしている。
ともに組みを得意とするなか、瞬発力を持つ力也の打撃と組みに対し、窪田は足技も交えた粘り強い組みで2Rを通して勝負となるか。
窪田「明日も勝って3連勝して、必ずDEEPのチャンピオンになれるようにやっていきます。応援、よろしくお願いします」
力也「明日はバチバチの試合をして勝ちます」
1R、ともにサウスポー構え。窪田は左カーフ狙い。力也は左を振って組んで力強いボディロックテイクダウン! すぐさまバックからリアネイキドチョークを狙うが正対した窪田はハーフで凌ぐ。ブレーク。
スタンドで右を当てた力也が右アッパーも当てて前へ! しかし受けて立つ窪田も右を返すと崩れた力也を押し倒して、シングルレッグも潰すと左腕にキムラロックを極めて絞り、タップを奪った。
窪田は「今日のために毎日必死にやってきました。力也選手ありがとうございます。復帰から3連勝。バンタムからなら10連勝なんで、必ずチャンピオンになります」と語った。