冷静にサッカーキックを打ち込んだ松嶋(C)ゴング格闘技/DEEP
『DEEP 114 IMPACT』速報
2023年7月2日(日)後楽園ホール
開場/17:30 開始/18:00
U-NEXT、サムライTV、DEEP/DEEP JEWELS メンバーシップで配信
【写真】第5試合前に2月の対抗戦で逆転負けしたDEEP勢が、9月18日に後楽園ホールで行われるBLACKCOMBATとの対抗戦に4王者の出陣を発表(※メインの王者も参加)。7対7の対抗戦となる。
▼第9試合 DEEP メガトン王座戦 5分3R
〇酒井リョウ(レンジャージム)王者 108.75kg
[1R 0分44秒 TKO] ※パウンド
×水野竜也(フリー)挑戦者 105.05kg
※酒井が王座防衛
両者は2019年10月に対戦、2Rで水野が反則勝ちしており、今回は約3年8か月ぶりの対決となる。当時は水野はミドル級王者のままメガトン級で試合をしていたが、今回はメガトン級に本格転向してのタイトルマッチとなる。
酒井は、2022年11月に「DEEPメガトン級暫定王者決定戦」として赤沢幸典と対戦し、1R、33秒でTKO勝ち、同級王座についた。2021年10月のケニー中村戦、2022年3月の大成戦に続く3連勝を飾っている。
対する水野は、2018年2月に奥野泰舗に一本勝ちでミドル級王座を獲得。その後もイ・ウンス、桜井隆多、中井光義、酒井リョウ、ジョシュア・ロビソンらを相手に8連勝を飾るが、2020年11月にジョアンオ・バティスタ・吉村に2R TKO負けで連勝がストップ。2021年7月にミドル級のベルトを賭けてバティスタと再戦も同じく2R TKO負け。王座陥落した。
2021年12月大会でメガトン級で参戦し、誠悟を1R 左ストレートからの右サッカーキックでTKOに下すと、2022年12月に稲田将を1R 19秒、右ヒザからのパウンドでTKOに下して2連勝。王座挑戦を決めた。
水野「やっと待ちに待ったこの日が来たなと思っています。この日のためにほんとうに一生懸命練習してきたんで、そのすべてを酒井選手にぶつけて、過去最高のDEEPメガトンのタイトルマッチにしたいと思います。応援、よろしくお願いします。あとさっきの背中の一撃(※互いにハグ時に酒井が水野の背中をはたく)、ちょっと赤くなってないですか? 試合前はもうちょっと優しくしてほしいなと思いました(笑)」
酒井「今日まで自分も必死になって練習して怪我無く明日を迎えることがfできたんで、明日は最高ないままでにないインパクトを残せるような、みんなに嵐を起こすような稲妻をぶちかますように僕がKOするので、必ず観に来てください」
1R、サウスポー構えから左インローを当てる水野。酒井は詰めて左ロー。そこに左ストレートを狙う水野。さらに右も振るが空振り。
距離を詰めてワンツーからショートの左をヒットさせた酒井! 打ち合いに持ち込み、金網背にした水野が首相撲で腕を伸ばしてきたところに左右をヒット! ダウンを奪うとサイドバックからパウンドを脇の下、上からと連打し、レフェリーが間に入った。
1R KO防衛した酒井は「2つだけ言いたいことがあります。DEEPやめられないですね。俺ももう後長くない。DEEPであと2回。さっきベルトを持ってチャンピオンが並びましたけど、韓国(BLACKCOMBAT)とのメガトン対抗戦は俺でいいですよね? あと最後は一番強いヤツとやりたいので、佐伯さん、ジョシュ・バーネットを呼んでください。やっぱメインはKOじゃないとね!」と語った。