▼第7試合 DEEP バンタム級 5分3R
〇CORO(K-Clann)
[1R 3分12秒 三角絞め]
×力也(KING OF LIBLTY)
COROは2022年5月、DJ.taikiに判定勝ちし、4連勝でバンタム級暫定王者となったが、11月の初防衛戦で石司晃一に判定負け。今回が再起戦となる。
対する力也は、日体大レスリング部出身。グレコローマン60kg級で全日本学生選手権を2012年と2013年の2度制している。2021年に上位陣相手に1勝3敗と苦しんだものの、2022年は4連勝。
林健太、三好真大、海飛、渡部修斗を相手に2KO・TKO、2つの一本勝ちとすべて1Rフィニッシュ勝利している。海飛には首投げからのVクロス、2月の渡部戦では右フックからのパウンドで27秒KOと、仕掛けは強引なところはあるものの、決定力を持つ。
進境著しい力也が5連勝で一気に王座戦線に駆け上がるか。前バンタム級暫定王者のCOROが上位に留まるべくMMAのキャリアの差を見せるか。
1R、サウスポー構えの力也、オーソドックス構えのCOROは圧力をかけると力也は左ハイ。右フック、ブロックするCOROは詰めてボディロックも力也は首投げテイクダウン。
袈裟固めからVクロスを狙うが、COROは後転して顔に足をかけて横三角狙い。いったんは外した力也だが再び後転したCORO。そこに正対した力也にカウンターの三角絞めを極めると、リフトからスラムする力也を三角に絞めて、力也を落とした。
試合後、COROは「力也選手、5連勝してましたけどまだまだです。自分ごとなんですけど、3月9日に籍を入れました。28日に(妻の伊澤星花が)JEWELSで試合をしますんでよろしくお願いします」と笑顔で語り、セコンドの伊澤とともにケージを降りた。