▼第2試合 フライ級(57.0kg)5分3R
〇ラマザン・テミロフ(ウズベキスタン)=57.3kg
[1R 4分06秒 TKO] ※左フック→パウンド
×浜本“キャット”雄大(クロスポイント大泉)=57.45kg
当初、発表されていたフライ級(57.0kg)5分3Rの征矢貴(パラエストラ松戸)vs.テミロフが、征矢が練習中に右膝を負傷、右内側側副靭帯部分断裂のため全治10週間と診断されて欠場。代わって浜本がテミロフとキャッチウェイト57.5kg契約で対戦することとなった。
テミロフのは空手、接近格闘術、柔術、テコンドーと様々な格闘技経験を持つ。18歳からMMAを始め、2015年12月にロシアでプロデビュー。その後は中国の人気格闘技イベント『武林風』などで活躍し、2018年5月まで8連勝を飾るが2019年1月の武林風で判定による初黒星を喫した。
再起戦となった9月の『GFC』では一本負けとなり2連敗。2021年4月からウズベキスタンやブラジルなどのローカルプロモーションに参戦すると再び連勝街道を驀進し7連勝。これまでの戦績は15勝2敗と大きく勝ち越している
浜本は元WPMF日本スーパーバンタム級王者のキックボクサーで、ラウェイでもILFJ認定王座を獲得。2017年の大晦日RIZINで行われたKICKトーナメントに出場したが、那須川天心に2RでKO負け。その後、MMAに転向して2022年11月にはFighting NEXUSフライ級王座を手にした。
1R、先に右ローは浜本。テミロフも右のロングフックを見せると跳びヒザも。かわす浜本にバックキックも。左前手のフックの浜本をかわすテミロフは右から左、さらにバックフィストで前に。ロープ背にかわす浜本が左前蹴りもローブローに。すぐに再開。
テミロフの右から左の強振に腰を落とした浜本。詰めるテミロフはさらに左を当てて強いパウンド! レフェリーが間に入った。
フライ級で大きなインパクトを残したテミロフは、「日本の皆さん、日本で試合が出来て光栄です。何よりファンの皆さんに感謝します。私の時代が来ることを信じて前進していきます」と語った。
Temirov makes it 10 for 10 on first round finishes in his career with a 1st round KO in his RIZIN debut!
— RIZIN FF English (@rizin_English) May 6, 2023
[ #RIZIN42 | @FiteTV | Link in bio ] pic.twitter.com/AHxnukKDLz