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レポート

【PANCRASE】アキラが久米鷹介を破り正規王者に「必ずライト級日本一になる」、中島が田嶋下し王座統一、ソルトがKAREN破り戴冠、端がNORIを完封。井村が石井に競り勝つ! 田中路教が笹に完勝、トラキナスが藤野にリヴェンジ、平田直樹が一本勝ち

2023/04/30 13:04

▼第8試合 バンタム級 5分3R
〇田中路教(TEAM ALPHA MALE)61.6kg 14勝4敗
[判定3-0] ※30-27×3

×笹 晋久(パラエストラ柏)61.35kg 7勝4敗1分1NC

田中「4年ぶりのPANCRASE出場ということで、前回、ちょっと不甲斐ない試合だったので、もう一度コンディションを作り直して挽回できるようにやってきましたので、試合を楽しみにしてください。よろしくお願いします」

「初参戦で最高のよい相手と戦わせていただきありがとうございます。いままでやってきたを出し切ります。よろしくお願いします」

 実に4年ぶりのPANCRASE参戦となる田中は、UFC再挑戦を目指して米国に拠点を移し活動中。

 2017年にUFCを2勝3敗でリリース後、GRANDSLAMでホジェリオ・ボントリンにリアネイキドチョークで一本勝ち。ACBと契約したものの試合が組まれず、2019年3月にPANCRASEでロシアのウラジミール・レオンティブに判定勝ちすると、UFC再契約を目指しLFAと契約。新型コロナウイルスやビザの影響で2年半以上のブランクが空いたが、2021年11月の『LFA 117』でヒカルド・ディアスに判定勝ちし、LFA初陣を飾った。

 しかし、9カ月ぶりのLFA2戦目でアリ・ファリアスにスプリット判定負け。2022年12月には掌底ありのコンバット柔術に参戦し、EBIのオーバータイム・コンペティションで優勝経験があるイーサン・クレリステンを相手にドローに持ち込んでいる。

 今回は4年ぶりのPANCRASEで再起を図る。4月30日の同大会では、正規王者の中島太一と暫定王者の田嶋椋による「バンタム級王座統一戦」も組まれており、田中と笹のPANCRASE参戦は、バンタム級戦線にどんな影響をもたらすか。

 対する笹は、PANCRASE初参戦。TRIBE TOKYO MMA、そして現在はパラエストラ千葉ネットワークに所属しており、2021年7月のDEEPで赤尾セイジに1R TKO勝ち後、2021年12月に石司晃一に一本負け。2022年5月のHEATで春日井たけしとドロー後、2022年6月に元GLADIATORバンタム級王者の竹本啓哉とスプリット判定の惜敗、2023年1月の前戦では、ジョン・オリニドのローブローを受け反則勝ちとなっている。

 1990年生まれの32歳の同い年対決。オーソドックス構えの田中に対し、サウスポー構えの笹は、左の強打と強いハートで大物を食うか。それとも田中が日本で復活の勝利を飾るか。

 1R、オーソドックス構えの田中に、サウスポー構えの笹。田中は左ジャブのダブルから金網に詰めてスピーディーなダブルレッグテイクダウン。右で差して上体を立てて座る笹に、左足を巻いて足首を引き寄せるが抜いて立ち上がる笹。

 右の大内刈でこかす田中に笹もすぐに金網背に右を差し上げ立つ。押し込み左ヒジを突く田中。首相撲ヒザは笹、田中は左手でアッパーを連打! スタンド。ワンツーの左の田中に左ハイをブロック上に返す笹。

 田中のワンツーの飛び込みからの組みに体を入れ替える笹。残り10秒で田中が入れ替えて押し込んでクリンチボクシングを入れてホーン。3者10-9で田中を支持。

 2R、右フックで飛び込む笹が押し込み右で差す。金網背に田中はヒザ・ヒジ。体を入れ替えダブルレッグテイクダウンは田中。両足を引き出そうとするが金網で上体を立てる笹に、田中は腰を抱いて足を変えてパスガード。すぐにバックを奪いバックマウントに。

 笹は首横の手をツーオンで掴み、チョークを防ぐが、田中は背後からこつこつパウンド。足を外して正対したい笹。正面に回る田中は右足を両足で挟み、笹が足を抜くと互いに立ち際のヒジ、パンチの打ち合いも被弾はせず。3者10-9で田中を支持。

 3R、サウスポー構えから左右で飛び込む笹はシングルレッグへ。そこに右腕に腹固めで左手首もコントロールする田中は細かいパウンド。スクランブルからダブルレッグテイクダウン。尻を着く笹の奥足首を掴んで立たせず。右足を両足で固めてから持ち上げて寝かせる。

 笹が立ち上がるとすぐにシングルレッグへ。それをスイッチで切り返した笹がシングルレッグに入るもネルソンでめくる田中に笹も体勢を起こせず。田中は細かい右のパウンド。いったん下になってレッスルアップでバックを奪ってパウンドしてホーン。

 判定3-0(30-27×3)で田中が勝利。ケージレスリングとスクランブルで笹につけ入る隙を与えず完勝した田中だが、動きに納得していないか、笑みは無かった。

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