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レポート

【RTU】松嶋こよみがイー・ジャーにスプリット判定負け、中村倫也が野瀬翔平をKO、風間敏臣と決勝で対戦へ、SASUKEが涙の勝利「まだ俺は生きている!」、風間はミンウが体重超過で決勝進出

2022/10/23 19:10

ミンウが体重超過で風間が不戦勝、決勝へ進出

【中止】
▼ROAD TO UFCバンタム級トーナメント準決勝 5分3R
風間敏臣(日本)10勝2敗 136lbs/61.69kg
キム・ミンウ(韓国)10勝2敗 139.5lbs/63.28kg ※体重超過
※キムは規定体重をオーバー。試合は中止とし、風間がバンタム級トーナメント決勝に進出

 MMA10勝2敗、柔術がバックボーンの風間は25歳。プロデビュー戦こそ判定負けも、以降9連勝で5つの一本勝ちを誇る。得意のハンマーロックに三角絞め、腕十字とポジションを制しての「寝技」をMMAで見せる稀有なファイターだ。

 2022年4月の『POUND STORM』では、齋藤奨司の跳びヒザによるKO負けでデビュー戦以来の黒星を喫するも、「ROAD TO UFC」1回戦では、WFL時代に元UFCのウリジ・ブレンに判定勝ちしている中国のケレムアイリ・マイマイチツォヘチを下からの巴投げでスイープするなど寝技で上回り、判定勝ち。準決勝に駒を進めた。

 当初は準決勝で中村倫也と対戦予定だったが、カードが変更され、強豪キム・ミンウ(韓国)と対戦することに。風間は「優勝候補」のキム・ミンウからの一本勝ちを手形に、決勝の結果を待たず一気にUFCとの契約を決めたいと意気込む。

 対するMMA10勝2敗のミンウは、1回戦でシャオ・ロン(中国)と対戦予定もロンの欠場により、体重を作るも不戦勝となっていた。ムン・ジェフンを相手に2勝1敗のミンウは、2016年9月のROAD FCで根津優太を1R わずか15秒でKO。2017年4月に“化物”キム・スーチョルに判定負けも、ジェフンに一本勝ちで再起。2019年11月の「Road FCバンタム級選手権」では、ジャン・イクファンを延長R判定で下して戴冠を果たした。

 そこから、UFCを目指し、今回は2年11カ月ぶりの試合となる。2つの黒星は判定負け。精度の高い左ジャブでイクファンを制し、三角絞めでジェフンに一本勝ちするなど、打撃、組み・寝技とすべてを高いレベルでこなすことが出来るオールラウンダーだ。

 同大会でともに戦うキム・ギョンピョやチャ・ジョンファン、パク・ヒョンソンらと、休むことなく練習を続けて来たという29歳のミンウは、公式インタビューで、打撃での圧倒的な自信と、風間が得意とするるグラップリングでも自分が上、と全局面で圧倒すると語っている(※ミンウの体重超過で試合中止。風間が決勝進出)。

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